「ソノシート」の版間の差分

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[[ファイル:FloppyRom Magazine.jpg|thumb|「Interface Age」誌の1977年5月号に挟み込まれていたFloppy-ROM ビニールレコード。SWTPC 6800などのためのプログラムが[[カンサスシティスタンダード]]方式で収録されていた]]
1970年代から1980年代にかけ、ソノシートは、[[学年誌]]の付録として、手回し式蓄音機に近い仕組みの[[ペーパークラフト]]のレコードプレーヤーとともに配布されていた。なお[[小学館]]の「小学一年生」が新一年生を祝うため長年ソノシート&ペーパークラフトの付録を続けていたが、1991年4月号でその歴史を終えた。(近年ではCDを付録させている)収録内容は、人気タレントやアニメのキャラクター達が[[なぞなぞ]]や[[しりとり]]などをして遊ぶ、という内容が多かった。[[科学と学習|○年の科学]]にプラスチック製のものが教材として付いたこともあった。アイドルの[[ブロマイド]]に、アイドルの会話を収録したソノシートが添付された「ウイスパーカード」というものも1970年代には流通した。
 
また、パソコンの外部記憶装置に[[データレコーダ|カセットテープレコーダを流用]]していた時代にプログラムなどを配布する手段として、カセットテープと同じ方式でデジタルデータを音響にして記録し、雑誌の付録に使用された。最初の例は[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の''Interface age''という雑誌が[[Tiny BASIC]]を添付したもので、FLOPPY-ROMという商標が付いている。日本のパソコン雑誌では、[[PiO]]が継続的にソノシートを付録としてつけており名物となっていた。また、[[I/O (雑誌)|I/O]]と[[月刊アスキー|アスキー]]でそれぞれソノシートが1回ずつ付録になったが、アスキーは前述のInterface age誌の付録の再録だった。当時としては安価に大量配布出来るメリットがあったが、欠点として媒体特有の[[ノイズ]]が多いためにロード時にエラーを起こす事が多かった。