「恒星船」の版間の差分

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参謀中佐 (会話 | 投稿記録)
あまりにも口語的な論調を訂正
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==== 亜空間航行・超空間跳躍 ====
もうこうなると「[[サイエンス・フィクション]]」の範疇を越えて「サイエンティック・ファンタジー」の分野に突入してしまう程に、現代科学の埒外な技術である。俗に言う「[[テレポーテーション]]」の範疇だが、実は現代科学でも、物質ストリームによるテレポーテーション現象までは確認されている。
 
といっても、しかし人間がパッと消えてパッと現れるというのではなく、原子レベルで同じ構造体が変化を同じくするという現象である。この現象は生前の[[アルベルト・アインシュタイン|アルバート・アインシュタイン]]が光子で確認し「spooky(オバケみたい)だ」と評していたとかで、される。[[量子もつれ|エンタングルメント]]という状態にある原子構造が、奇妙な(未解明の?)相互作用によって片方の変化がもう片方に影響するという物現象である
 
これを非常に莫大な確率の問題を解決して行けば、やがては送受信関係にある転送装置間で原子レベルに分解・再構築する事も可能になるかも知れないが、同じ方法で宇宙船を何も無い遥か先の天体近くで再構成させるのは、100%確実に原子の流れをコントロール出来ない事にはまず無理だと考えられている。
 
そん上記のような不確実な[[量子テレポーテーション]]はまず恒星間航行に使用さるとは考えにくだろうが、一方の空間を操作する方法に至っては、数学的モデル上では亜空間や異次元は存在するものの、物理現象として空間の歪みなり穴なりを発見した事例は無く、これらを移動に利用できるかは未知数である。
 
一般的に[[ブラックホール]]と[[ホワイトホール]]や[[ワームホール]]はSFファンにはお馴染みだが、ブラックホールは物質を吸い込む際に素粒子レベルにまで分解してしまうし、数学モデル上で存在が指摘されているホワイトホールで分解された素粒子が再構築されて吐き出されるとは考えにくい。たとえ再構築されても、ブラックホールの高重力で潰されている最中の状態で再構築されたら目も当られなも技術的有用性は低い。ワームホールも似たり寄ったり同様である。
 
このような航法では、時空間的な特異現象を利用するか、まさにその特異現象を人工的に起こす必要があると思われる。しかし前者はそのような現象が起きている場所まで到達できなければ意味を成さいしらず、後者に至っては、天体が発生させるような超高エネルギーを費やす必要があとすかもしれない
 
== 動力源としての可能性を持つ反物質 ==