「2002年沖縄県知事選挙」の版間の差分

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m →‎候補者: 社会民主党 (日本 1996-)|
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'''2002年沖縄県知事選挙'''(-ねんおきなわけんちじせんきょ)は、[[沖縄県]]の執行機関である[[沖縄県知事]]を選出するため、[[2002年]][[11月17日]]に投票が行われた[[日本]]の[[地方選挙]]である。
 
== 概要 ==
知事の任期4年が満了したことに伴って実施された選挙である。なお県知事選挙と同時に[[沖縄県議会]][[国頭郡]]区の補欠選挙(1名)も実施された<ref>[http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-104943-storytopic-86.html 県議補選国頭郡区、3氏が届け出] - 2002年11月8日[[琉球新報]](2011年1月9日閲覧)</ref>。
 
選挙は、現職の[[稲嶺候補惠一]]と元[[副知事]][[吉元候補政矩]][[日本共産党|共産党]]推薦の[[新垣候補繁信]]による事実上の三つ巴の選挙戦となった。今回、共産党が独自の推薦候補を擁立したことで、1968年の[[第1回行政主席通常選挙|琉球政府主席公選]]以来続いてきた「[[革新共闘]]」が崩れた。[[在日米軍]][[普天間基地]]移設の是非や、高い失業率の改善など経済振興策を争点に争われた選挙の結果、現職の稲嶺候補が再選を果たした。
 
== 普天間基地移設を巡る主要候補の立場 ==
普天間基地移設問題では、稲嶺候補が[[名護市]]に建設される予定の代替飛行場の米軍使用期限を15年に限定することを主張、対する吉元は[[岩国飛行場|米軍岩国飛行場]]への移設を提案、新垣は無条件返還をそれぞれ主張した。
 
== 選挙日程及び有権者数 ==
* '''告示''':2002年10月31日 
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:男性:480,798名
:女性:506,232名
 
== 候補者 ==
立候補者は以下の4名である。
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== 選挙結果 ==
現職の稲嶺候補が、吉元候補と新垣候補を大差で下して再選を果たした。今回、投票率は57.22%で過去最低となった。
 
* '''[[投票率]]'''<ref name="example"/>:57.22%(投票者数564,751名)
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|}
稲嶺候補は現職としての知名度と強み、自民・公明の盤石な選挙協力で選挙戦を終始優位に進め、全県的に支持を結びつけることに成功したことが勝利の要因となった。一方、敗れた吉元と新垣は、出馬が9月と出遅れたことと候補者選定段階における革新系分裂が原因で、大敗した<ref>[http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-104693-storytopic-86.html 県知事選、稲嶺氏が再選/投票率は過去最低の57.22%] - 2002年11月17日琉球新報(2011年1月9日閲覧)</ref>。
 
== 出典 ==
<references/>
* [http://www3.pref.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=38&id=10574&page=1 第9回沖縄県知事選挙 投・開票結果]
 
== 関連項目 ==
* [[1998年沖縄県知事選挙]] 
* [[2006年沖縄県知事選挙]] 
{{poli-stub}}
[[category:沖縄県知事選挙|2002]]
[[category:2002年日本の選挙|おきなわけんちしせんきよ]]