「轟轟戦隊ボウケンジャーの登場人物」の版間の差分

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=== 轟轟戦隊ボウケンジャー ===
プレシャスを保護・管理するためにサージェスが組織した精鋭部隊。その基本任務はプレシャスの回収だが、プレシャスが暴走して周囲に危害が及ぶ恐れがある場合などにはその破壊も任務に含まれる。また、'''「任務中はコードネームを使用する」'''との基本規則があり、変身前でも任務中であればコードネームで呼び合うことになっている。ただし、真墨や映士などそれに従わないメンバーもおり、任務中か否かに関わらず明石は蒼太・菜月・さくらからは'''「チーフ」'''と呼ばれる。平時メンバーは、表向きは博物館の[[学芸員]]として働いていることになっている。
 
; 明石 暁(あかし さとる) / ボウケンレッド
:* 演:[[高橋光臣]]
: 主人公。24歳。「'''熱き冒険者'''」の異名を持つボウケンジャーのチーフ。「'''不滅の牙(ふめつのきば)'''」と呼ばれる程の凄腕の[[トレジャーハンター]]だったが、ボウケンジャーの結成に伴いトレジャーハンターを引退している。ミッション開始時に指を鳴らして「'''アタック'''」、メンバーが手柄を立てた 時は「'''グッジョブ'''」と言う。
: 冒険を愛する心を大切にしており、ことある毎に「'''冒険'''」(「'''こいつは、ちょっとした冒険だな'''」)という言葉を口にする。かつてハンター仲間の柾木紫郎とキョウコを失った経験から仲間を人一倍大切にしており、時には熱く仲間を叱咤激励するのもその表れ。大きなピンチにも動じず冷静に対処する大人の落ち着きを見せる反面、時折子供のように無邪気な様子を見せたり、さくらが自分に恋心を抱いていることに全く気付かないという鈍感な面もある。第32話ではダークシャドウの動きを探るために敵が創設した冒険学校の入試に挑んだがあえなく不合格になってしまい、さらに真墨と映士に「明石から冒険を取ったら何が残るんだ」と爆笑され酷く落ち込んでしまったが、不合格の原因が敵が受験番号を取り違えていた為(つまり本当は合格していた)だと分かるや否や元気になり敵を倒しに嬉々として向かう場面も見られた。最終回で正式にチーフの座を真墨に譲り、宇宙用に改修したダイボイジャーでさくらとともに宇宙へプレシャス探索に旅立った。『'''ゲキレンジャーVSボウケンジャー'''』ではさくらから'''「暁さん」'''と呼ばれるようになり、メンバーからからかわれることもあるが、前述の通り反応もイマイチなので、さくらの方がよくイジられる。
: 最終回で正式にチーフの座を真墨に譲り、宇宙用に改修したダイボイジャーでさくらとともに宇宙へプレシャス探索に旅立った。
: 一人称は「俺」。名前の由来は、[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]]の諜報将校・[[明石元二郎|'''明石'''元二郎]]と、レッドを連想させる「'''暁'''」(あかつき)。名乗りの際に称する'''「熱き」'''は、赤色からの自然な連想。
: 『ゲキレンジャーVSボウケンジャー』では、さくらから「暁さん」と呼ばれるようになっている。
: 一人称は「俺」。{{独自研究範囲|名前の由来は、[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]]の諜報将校・[[明石元二郎|'''明石'''元二郎]]と、レッドを連想させる「'''暁'''」(あかつき)。名乗りの際に称する'''「熱き」'''は、赤色からの自然な連想。|date=2011年5月}}
 
; 伊能 真墨(いのう ますみ) / ボウケンブラック
:* 演:[[齋藤ヤスカ]]
: 21歳。「'''迅き冒険者'''」の異名を持つ。少年時代からトレジャーハンターとして活動しており、若くして伝説のトレジャーハンターとなった明石に対してライバル心を燃やしている。ボウケンジャーへの加入も明石と勝負するためで、当初は勝負に勝った後は抜けるつもりだったが、明石の言葉を受けボウケンブラックとなる。
: 「'''任務中はコードネームで呼び合う'''」というルールに従わなかったり他のメンバーとやや距離を置くことが多いが、オカルトや[[グリーンピース]]が苦手な一面もあり、懸命に背伸びしているが、菜月に次いで精神的にまだ幼い面もある また、明石をライバル視する一方で、他のメンバーが明石の言動に疑問を抱いた際には逆に擁護するなど、根底では明石を信頼している様子。同時に、菜月のみがボウケンジャー加入以前からの仲間だったことや出会いの経緯から、菜月のことを気に掛けている。闇のヤイバ少年時代に遭遇した際にハンター仲間を全滅させられた因縁があり、その際仲間たちを盾にして自分の身を守ったことから、ヤイバに自身の心の闇を見初められる。ヤイバを撃破した後も、自身の心の闇を否定できず、終盤はサージェスから姿を消していた。
: '''ゲキレンジャーVSボウケンジャー'''』では髪を伸ばしており、新たなチーフとしてチームを引っ張っている。
: 一人称は「俺」。{{独自研究範囲|名前の由来は、江戸時代の測量家・[[伊能忠敬|'''伊能'''忠敬]]と、ブラックを連想させる「'''墨'''」。名乗りの際に称する「'''迅(はや)き'''」は、専用のビークルのゴーゴーフォーミュラからの連想。|date=2011年5月}}
 
; 最上 蒼太(もがみ そうた) / ボウケンブルー
:* 演:[[三上真史]]
: 23歳。「'''高き冒険者'''」の異名を持つ。元はフリーの[[スパイ]]で、当時は命懸けの危険を冒すスリルを味わうために何の罪悪感も持たずに幾つもの[[企業]]や[[国家]]を崩壊させた。しかし、ある事件をきっかけに自身が知らぬ間に多くの人々を傷つけていたことや、自分が酔いしれていたスリルには何の価値もないことに気付き、大きな[[トラウマ]]となったことで廃業。その後、「前に進む」ためサージェスに身を投じボウケンジャーとなる。
: 女性に優しい伊達男で趣味は[[ギター]]演奏だが、女性に対する甘さは優しい敵味方わず尋常はないあるため、プレシャスを簡単に奪われたりするなどピンチを招くことが多い。普段は気さくなムードメーカーに徹しているが、元スパイならではの常人離れした強い精神力を持つ(しかし前述のトラウマを突かれると動揺する。敵にそのトラウマを利用されたこともある)。スパイ時代のノウハウを生かした情報収集はプレシャス探索に大きく貢献する一方で、仲間の情報も収集せずにいられない悪い癖を持つが、後に克服する。
: 一人称は「僕」。{{独自研究範囲|名前の由来は、江戸時代の探検家・[[最上徳内|'''最上'''徳内]]と、ブルーの日本語「'''あお'''」に使われる漢字の一つ「'''蒼'''」。名乗りの際に称する「'''高き'''」は、専用のビークルのゴーゴージャイロからの連想。|date=2011年5月}}
:* 技
:** ブルーフライングヒット:VSスーパー戦隊で使用。敵に飛びかかり、敵を掴んで浮遊しながら壁に叩き付ける。
 
; 間宮 菜月(まみや なつき) / ボウケンイエロー
:* 演:[[中村知世]]
: 19歳。「'''強き冒険者'''」の異名を持つ。2年前にある[[遺跡]]で気を失っていたところを真墨に助けられて以降、彼とともに行動していた。真墨と出会う以前の記憶がなく、唯一の手がかりである腕輪<ref>過去の戦隊イエローで幼児期に両親と別れた{{要出典範囲|『[[超新星フラッシュマン|フラッシュマン]]』のイエローフラッシュ/サラの腕輪がモチーフ(細かいところでデザインも類似)|date=2011年5月}}</ref>を調べ、過去を取り戻すためにボウケンジャーに加入する。
: 過去を知らない不安を抱えているが、心は純粋な少女のまま身体だけ大きくなったが如く、普段は明るく天真爛漫な性格でそのことを感じさせず、むしろ自分そっちのけで仲間を励ます優しさを持つ。一般常識に疎く、冒険者としての基本である地図を見て目的地を目指すことも苦手であり、真墨からも「一人じゃ電車にも乗れない」と評されている。お人好しで、ドジを踏むことも多いトラブルメーカーだが、それがプレシャスの手掛りに繋がることも。「ミッション中はコードネーム」というルールをあまり守っていないためさくらによく注意されるが、他のメンバーがそのルールを忘れると「ミッション中はコードネームです!」と[[ツッコミ]]を入れる調子の良い一面もある。外見とは裏腹にメンバーで1番の怪力・強靭な体力や予知能力のような力をも持つなど、謎めいた面も持つ。
: 実は約10万年前に滅んだ[[レムリア]]人の生き残りで、本名は'''リリーナ'''。文明の崩壊を予期した両親<ref>演じたのは過去のイエロー経験者で、父役は『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』キリンレンジャー/"天時星"知役の[[土屋圭輔]](父役)、母は『[[電磁戦隊メガレンジャー]]』メガイエロー/城ヶ崎千里役の[[たなかえり]](母役)。</ref>により出生直後から長い眠りにつかされていたため、元から記憶が存在しない。また、身体年齢が19歳なのはレムリアの太陽の力により眠りの間は5000年で1歳しか歳をとらないよう成長を抑制されたことに起因する。
: 一人称は「菜月」だが、轟轟戦隊ボウケンジャー超全集のインタビューによると、当初は「[[ボク少女]]」になる予定だったらしい<ref>尚、同時期に放映されていた平成仮面ライダーシリーズ「[[仮面ライダーカブト]]」[[ヒロイン]]日下部ひよりは一人称が「僕」である。</ref>こと
: {{独自研究範囲|名前の由来は、江戸時代の探検家・[[間宮林蔵|'''間宮'''林蔵]]と、イエローを連想させる「'''菜'''」([[菜の花]])と「'''月'''」。名乗りの際に称する「'''強き'''」は、専用のビークル・ゴーゴードーザーからの連想。どのような経緯で現在の名前を得るに至ったかは不明だが、真墨が勝手に付けた名前だと主張している場面があるので、真墨が名付けた模様。|date=2011年5月}}
 
; 西堀 さくら(にしほり - ) / ボウケンピンク
:* 演:[[末永遥]]
: 22歳。「'''深き冒険者'''」の異名を持つボウケンジャーのサブチーフ。世界有数の資産家である西堀財閥の一人娘だが、「'''やりたいことを見つけるため'''」に[[陸上自衛隊]]に入隊し、特殊部隊を経て射撃のオリンピック候補にまで登り詰める。その後、明石にスカウトされてボウケンジャーに加入する。
: 主に分析や作戦を担当し、緊急時の冷静な判断力は自分を凌ぐと明石からも評されるが、常に冷静でいるよう育てられたためか、やや生真面目な性格すぎる面もある。そのため仲間にも「'''君'''」「'''さん'''」付けするなど丁寧語で話したりしていたが、後に菜月や真墨を呼び捨てで呼ぶようになり、自然に笑えるようになる。明石不在時には代わりに指揮を執るが、その真面目さゆえ全責任は自らにあると思いつめる。その判断力や真面目さは指揮する側に立つよりも、指示を受け自らの持つ技能全てをもって任務を遂行する側にまわる際に真価を発揮すると、さくら自身自覚している。 また、柔軟性と身体能力が高いため[[水泳]]と[[新体操]]が得意。 
: 自分に的確な指示を与えてくれる明石には信頼と深い尊敬の念を持ち、常にチーフとして自分に命令して欲しいと願っているが、それ以上に恋愛感情に近いものを匂わせる描写もある。さくら本人にもその自覚は有るようだが、真面目な性格ゆえかそれを表に出さずに抑え込もうと努めており、それに気付いている他のメンバーからネタにされイジられることも多く、普段から冷静なさくらもこれにはタジタジになってしまう。 それゆえか強い結婚願望も秘めており、敵から「それではお嫁に行けない。」と言われた時は相当カチンときていた。 なお、本編最終回で蒼太と牧野の計らいでダイボイジャーに密かに乗艦、明石とともに宇宙に旅立った。『'''ゲキレンジャーVSボウケンジャー'''』では「'''暁さん'''」と呼ぶようになり、言葉遣いも変化していた。 明石との仲をネタにされるのは、この頃には既にお約束となっている
:一方、パフェのやけ食いでストレスを発散したりと、かなりの甘党であったり、虫を見ると取り乱す女性らしさや、果てはミスターボイスが応答しなかった際に「トンガリ野郎」呼ばわりしスコープショットをモニターに叩きつけるなど、普段からはギャップのある意外な面を見せることもある。 
: 一人称は「私」。{{独自研究範囲|名前の由来は、昭和の登山家・[[西堀栄三郎|'''西堀'''栄三郎]]と、[[ピンク]]を連想させる「'''さくら'''」。名乗りの際に称する「'''深き'''」は、専用のビークル・ゴーゴーマリンからの連想。|date=2011年5月}}
: 自分に的確な指示を与えてくれる明石には信頼と深い尊敬の念を持ち、常にチーフとして自分に命令して欲しいと願っているが、それ以上に恋愛感情に近いものを匂わせる描写もある。さくら本人にもその自覚は有るようだが、真面目な性格ゆえかそれを表に出さずに抑え込もうと努めており、それに気付いている他のメンバーからネタにされイジられることも多く、普段から冷静なさくらもこれにはタジタジになってしまう。 それゆえか強い結婚願望も秘めており、敵から「それではお嫁に行けない。」と言われた時は相当カチンときていた。 なお、本編最終回で蒼太と牧野の計らいでダイボイジャーに密かに乗艦、明石とともに宇宙に旅立った。『'''ゲキレンジャーVSボウケンジャー'''』では「'''暁さん'''」と呼ぶようになり、言葉遣いも変化していた。 明石との仲をネタにされるのは、この頃には既にお約束となっている。
 
: 一人称は「私」。名前の由来は、昭和の登山家・[[西堀栄三郎|'''西堀'''栄三郎]]と、[[ピンク]]を連想させる「'''さくら'''」。名乗りの際に称する「'''深き'''」は、専用のビークル・ゴーゴーマリンからの連想。
; 高丘 映士(たかおか えいじ) / ボウケンシルバー
:* 演:[[出合正幸]]
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: アシュに対抗する高丘流の様々な技を会得しており、対アシュ用の[[錫杖]]を武器にアシュと生身で互角に渡り合うほどの実力を持つ。実は人間である父・漢人とアシュである母・ケイの間に生まれた混血児で<ref>メンバー内では彼のみ年齢が不明(外見年齢だけを指している可能性もあるが、超全集下巻には「24歳」との記述あり)。人間以上の生命力を持つアシュとの混血であり、20代程度の外見とは裏腹に遥かに永い時を生きていると思わせるような描写もある。わかっているだけで、母親の実家・西の里のオウガが、ケイが人間と結婚したのが封印後と発言しているため、オウガ封印中の数十年以内に生まれている。</ref>、両親が危惧したようにアシュの血が目覚めて自我を失い暴れたことがある。前述の錫杖は父の形見でアシュ化を防ぐ効果も持つが、クエスターに破壊されて以降は自らの意志でアシュ化を防いでいる。髪の毛の一部が白いのは、少年時代に1度アシュ化した際に髪の毛全体が白髪化したのが人間に戻った際に一部だけ白いまま残ったため。他の部分が茶髪なのは、1度白くなり黒に戻りきらなかったためとされる<ref>DVD Vol.5収録の特典映像「轟轟トーク」より)。</ref>。
: 自らを「オレ様」と呼ぶなどやや尊大で傲岸不遜な印象を与えるが、一方でアシュの血を引いていることに悩みを抱える繊細な面や、クエスターを倒した際に彼らの墓を作り埋葬する義理堅い面も見せる。また、その出自ゆえかアクタガミやズバーンなど人間と異なる存在とも、敵対視さえしなければ分け隔てなく接する。[[セロリ]]などを携帯し生でかじるほど[[野菜]]が好物で、仲良くなった者にはお近付きの印としてプレゼントする。頭脳労働やデスクワークは苦手で、他のメンバーがプレシャスの調査をするため文献に目を通している時も1人だけ居眠りしたり、さくらから報告書作りを頼まれてもチマチマしたことは自分には似合わないと拒否したことがある。
: {{独自研究範囲|名前の由来は、[[平城天皇]]の第三子であった僧・[[高岳親王|'''高丘'''親王]]と、シルバー(銀)の[[元素記号]]「'''Ag'''」(エージー)。名乗りの際に称する「'''眩(まばゆ)き~'''」は、銀色からの自然な連想。|date=2011年5月}}
:* 技
:** アシュ魂滅:アシュの魂を消滅させる。
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; 牧野 森男(まきの もりお)
:* 演:[[斉木しげる]]
: ボウケンジャーのメカニック及びプレシャスの分析を担当する技術者。サロンの下階に専用工房を構えていて、普段はボウケンジャーの装備品やゴーゴービークルの開発・整備を行うが、ボウケンジャーの作戦に参加することもある。飄々としてとぼけた雰囲気の持ち主で、常にメンバーのことを優しく見守るが、「おっさん」呼ばわりされることには不快感を示す。夢は[[アトランティス]]文明の実在を証明すること。かつては名のある冒険者だったらしく、明石からは「牧野先生」と呼ばれるなど常に敬意を表されている。変装の達人で、容姿や声色を真似ることは完璧であるが、しぐさなどにぎこちなさが残る。しかし、最終回では明石を慕うさくらをダイボイジャーに乗艦させるために、蒼太との共同作戦でさくらに変装し、見事に演じ切った。一人称は「私」。
: 『ゲキレンジャーVSボウケンジャー』では[[爆竜戦隊アバレンジャー|恐竜や]]の常連であったような描写が見られ、そこでゲキレンジャー(関係者)の真咲美希と知り合ったとされる。
: {{要出典範囲|名前の由来は、日本の[[植物学]]の父とも呼ばれる近代の植物学者・[[牧野富太郎|'''牧野'''富太郎]]。|date=2011年5月}}
; ミスター・ボイス
:* 声:[[田中信夫]]
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; 大剣人ズバーン(だいけんじん - )
:* 声:[[堀秀行]]
: レムリアのプレシャスである黄金の剣が人型に変形した姿で、変形後の喋りからズバーンと呼ばれる。人間の言葉は話せないが感情表現は豊か。明石になついてサージェスまで同行し、ボウケンジャーの仲間となる。人間の前向きな想いが力の源で、険悪な雰囲気のところでは力を発揮できなくなる。格闘では聖剣モード時に刀身部位になる足技がメインで、巨大化も可能。聖剣モードに変形してボウケンジャーの、巨大化時はダイボウケンなどの武器となることもある。レムリアの姫である菜月には無条件で従うようになっているが、菜月本人が望まないので仲間同士の間柄となっている。そのためか従うと言うより守るといった方が近いのか、ゲキレンジャーのケンが菜月をデートに誘おうとした際は追っ払っていた
:* 技
::* 必殺ズバズバンキック:本編では未呼称。ジャンプして両足で連続蹴りを繰り出す。
 
== ネガティブシンジケート ==
プレシャスを利益目的で収集する集団の総称。劇中に登場するもの以外にも多数存在する。劇中では「ネガティブ」と略称されることが多い。本作では単一の敵組織は設定されず、複数の組織同士が互いに手を組んだり利用したり対立したりする。DVDに収録のデザインギャラリーにより、過去の本シリーズに登場したキャラクターなどをモチーフにデザインされていることが確認できる。複数の敵組織が同時に存在するという設定は、『[[特捜ロボ ジャンパーソン]]』の系譜を継いでおり、後の『[[天装戦隊ゴセイジャー]]』が別の形で受け継いだ
 
=== ゴードム文明 ===
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: ゴードム文明の指導者。常に擦れ声で話す。4万年間ミイラ状態で神殿の奥にある石棺で眠っていたが、ゴードムの心臓が奪われたことにより封印が解除され復活する。強大な魔力を有し、腕を伸ばしたり剣状の武器を使って戦う。人間を催眠状態にして操る能力も持つ。また、1度目にした物の内容を忘れることのない驚異的な記憶力を持つ。1度リュウオーンに殺されかけたためか彼を恐れているようだが、彼を小馬鹿にしたような発言を口にすることもある。表立って活動することが少なく、トラブルメーカー兼狂言回し的な印象が強く、実際彼が争奪戦の果てにボウケンジャーに渡したプレシャスが後に暴走し、ひと騒動起こったことが何度かある。また、ボウケンジャーを「カラフルな奴ら」と呼ぶなどコミカルな一面も時折見せる。
: 当初はダイボウケンを奪った際に「イマドキの機械」について知識がないことを開き直ったり、レオン・ジョルダーナの画帳を理解できなかったりと、4万年間の技術進歩について理解が追い付かなかったが、高い記憶力もあって、後に1度目にした画帳の内容を元にアンチ・パラレルエンジンであるゴードムエンジンを開発。アシュのガイとレイに埋め込みクエスターとして蘇生させたり、生み出した幻獣をゴードムエンジンで制御できるように改造するなどその弱点を克服する(自ら数々の巨神を製作したこともあり、元々科学者としての能力は高かった模様)。しかしその反面、クエスターを創造したものの、制御下に置くことを忘れたために反逆されるなど、戦略面にかけては心もとないところも目立つ。
: 終盤ではゴードムエンジンを自らの体に3つ埋め込み、さらにゴードムの心臓を始めとするプレシャスを次々と吸収して'''本編のラストボス'''である'''ガジャドム<ref>モチーフは『超力戦隊オーレンジャー』のオーブロッカー。</ref>'''に変貌を遂げる。
: サージェス本部を壊滅にまで追い込むが、ボウケンジャーらによって阻まれ敗北。神殿ごと再び長い眠りについた。
: モチーフは『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』のバリキキューン。
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ガイとレイのモチーフはどちらも『[[五星戦隊ダイレンジャー]]』のそれぞれのアシュ時のモチーフとなった気伝武人をベースとするロボで、全体のモチーフは80年代の戦隊シリーズの主役ロボ(進(ラジアル)のように母艦も取り入れたものもある)。
 
余談ではあるが、プレシャスアルバム2に収録されている'''「Go!Go!Go!Go! ネガティブシンジケート」'''という曲の歌詞内では、他のネガティブで取り上げられている人物がボスのみなのに対し、クエスターは2人とも取り上げられている。
 
; クエスター・ガイ
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: 百鬼界へと追放しそこねたアシュを監視及び封印・追放するために存在する監視者の一族。高丘流と称することから監視者の一派であるという意見もあるが、劇中には高丘流以外は登場していない。
: 日本における陰陽道に精通しており、それに準じた結界や札などの術でアシュを追い詰め、魂滅という技でアシュの魂を消滅させることができる。高丘流の術はアシュの使う術と類似しており、アシュの結界や幻術を無効にできる。
:; 高丘 漢人(たかおか からと)
::* 演:[[渡洋史]]
:: 映士の父でケイの夫。映士とともにアシュを追い求め旅をしていたが、ガイにより自らの出自を知らされた映士が暴走。それを止めるために隙を見せてしまい、そこを突かれガイに殺された。