「歌会始」の版間の差分

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例年、一定の題にしたがって(兼題の歌会)国民からの詠進歌を募集している([[9月30日]]頃が締切)。応募された詠進歌の中から選者によって選出された「選歌」の詠進者は[[皇居]]に招聘され、宮殿松の間における歌会始の儀にて詠進歌が披講(=読み上げること。披講は綾小路流で行われる。)される他、[[官報]]の皇室事項欄及び新聞等にも掲載される。選歌にならなかった場合も、佳作として[[新聞]]等に掲載されるものもある。
 
歌会始の儀では、まず、天皇皇后の御前で[[皇太子#日本の皇太子|東宮]]以下の詠進歌が以下の順で披講される。
 
講師が「年の始めに、同じく、(お題)ということを仰せ事に依りて、詠める歌」と言い、披講が始まる。
*選歌(10首、詠進者の年齢の低いものから。歌に先立ち、都道府県名と氏名(氏と名の間に「の」を入れる)が呼称される
*選者の詠進歌(選歌を選出する選者のうち代表1人)
*召人(めしうど―特に天皇から召された者、毎年1名)の詠進歌
*[[皇族]]([[三后]]並びに皇太子及び皇太子妃を除く)の詠進歌(代表1人。歌に先立ち、[[親王]]は「-のみこ」、[[親王妃]]は「-のみこのみめ」、[[内親王]]は「-のひめみこ」と呼称される
*東宮妃(ひつぎのみこのみめ―[[皇太子妃]])の詠進歌
*東宮(ひつぎのみこ―[[皇太子]])の詠進歌