「鉄道事故」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
61行目:
*[[1841年]][[5月9日]]
:[[フランス]]・[[パリ]]～[[ヴェルサイユ|ベルサイユ]]間を走行中の列車を牽引していた蒸気機関車の車軸が折損して脱線転覆。ボイラーの火が客車に延焼し探検家の[[ジュール・デュモン・デュルヴィル]]をはじめ53名が死亡。当時の客車は外開きで外から鍵で施錠されていたため、中から乗客が脱出できなかったのが惨事を大きくした。
*[[1847年]][[5月24日]]
:[[ディー橋事故]]
*[[1853年]][[8月12日]]
:[[アメリカ合衆国]][[ロードアイランド州]]で列車が正面衝突。死者13名。鉄道事故が[[写真]]撮影された最初の例と考えられている。
77 ⟶ 79行目:
[[File:Wellington before the Avalanche.jpg|200px|thumb|雪崩が起きる前のウェリントン駅]]
[[File:Wellington Avalanche Debris.jpg|200px|thumb|雪崩の被害の様子(1910年)]]
*[[1903年]][[8月10日]]
:[[パリメトロ火災]]
*[[1910年]][[3月1日]]
:[[アメリカ合衆国]]・[[ワシントン州]]のグレートノーザン鉄道ウェリントン駅で大規模な雪崩が発生、折りしも猛烈な吹雪で6日間立ち往生していた旅客列車と郵便列車が巻き込まれ、死者96人。鉄道施設が襲われた雪崩による事故では最悪の事故である。
100 ⟶ 104行目:
:[[ロンドン]]近郊で信号の見誤りにより列車が追突、脱線したところに別の列車が衝突し、112名が死亡。イギリスで[[自動列車警報装置]]が普及するきっかけとなる。
*[[1953年]][[12月24日]]
:[[ニュージーランド]]の {{Interlang|en|Whangaehu}} 川に架かる Tangiwai 鉄橋が[[ルアペフ山]]からの[[ラハール|泥流]]により損傷、直後に通りかかった列車とともに崩落し151名が死亡。([[:en:Tangiwai disaster]])
=== 1960年代 ===
120 ⟶ 124行目:
*[[1977年]][[7月11日]]
:[[大韓民国|韓国]]の[[京釜線]]芝灘駅構内で停車中の列車に場内信号を見落とした特急列車が衝突し、18名が死亡。
*[[1977年]][[11月11日]]
:[[大韓民国|韓国]]、[[裡里駅爆発事故]]
*[[1978年]][[4月15日]]
:[[イタリア]]の[[ボローニャ]]～[[フィレンツェ]]で、山崩れに遭遇し乗り上げて隣線を支障していた下り急行列車に上り特急列車が衝突。死者50名。
126 ⟶ 132行目:
=== 1980年代 ===
*[[1983年]][[6月5日]]
:[[ソビエト連邦]]南部の[[ヴォルゴグラード]]近郊で[[ヴォルガ川]]に架かる橋脚に客船が衝突。橋脚が移動したため折りしも走行してきた列車が転落。死者240～400名。
148 ⟶ 153行目:
=== 1990年代 ===
*[[1990年]][[1月4日]]
:[[パキスタン]]・[[シンド州]][[サッカル]]で旅客列車と貨物列車が衝突。死者210名以上。([[:en:Sukkur rail disaster]])
*[[1993年]][[3月28日]]
:[[大韓民国|韓国]]・[[釜山広域市|釜山]]で列車が脱線。死者79名。（[[:ko:구포역 열차 전복 사고]]）
*[[1995年]][[10月28日]]
:[[アゼルバイジャン]]・[[バクー]]の地下鉄で火災。死者337名。([[:en:1995 Baku Metro fire]])
<!-- *[[1996年]][[11月18日]]・英仏海峡[[ユーロトンネル]]における列車火災事故 -->
<!-- *[[1997年]][[9月19日]]・英国サウス・ウォールで列車衝突事故 -->
*[[1998年]][[2月15日]]
:[[カメルーン]]・[[ヤウンデ]]で石油を輸送していた貨物列車が脱線、流出した石油に引火し120名以上が死亡。([[:en:Yaoundé train explosion]])
*[[1998年]][[6月3日]]
:[[ドイツ]]・エシェデ近郊で[[ICE]]-1高速列車が脱線し道路橋に衝突。死者101名。[[ICE#エシェデ鉄道事故|エシェデ鉄道事故]]参照。
165 ⟶ 170行目:
:[[オーストリア]]でケーブルカー火災事故。日本人10名を含め155名が死亡。[[オーストリアケーブルカー火災事故]]参照。
<!-- *[[2001年]][[2月28日]] 英国[[ヨーク (イングランド)|ヨーク]]で特急列車と貨物列車が衝突 -->
*[[2001年]][[5月15日]]
:[[CSX8888号暴走事故]]
<!-- *[[2003年]][[2月18日]] [[大韓民国|韓国]]・[[大邱広域市|大邱市]]で地下鉄の車両に放火（[[大邱地下鉄放火事件]]）--><!-- 犯罪・テロによるものはリストからは外す -->
*[[2003年]][[1月31日]]
:[[オーストラリア]]・[[シドニー]]で列車脱線事故。死者7名。[[:en:Waterfall rail accident]]を参照。
*[[2003年]][[3月1日]]
:[[台湾]][[阿里山森林鉄路|阿里山森林鉄道]]・ブレーキ故障、脱線転覆事故。死者17名。([[:zh:阿里山森林鐵路#事故]])
*[[2004年]][[2月18日]]
:[[イラン]]・ニシャプール近郊で留置してあった無人の貨車51両が暴走し沿線の村に突入。積荷の石油類の爆発により村は壊滅し、300名以上が死亡。([[:en:Nishapur train disaster]])
*2004年[[4月22日]]
:[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]・龍川駅で貨物列車が爆発（[[龍川駅列車爆発事故]]）。積荷の[[硝酸アンモニウム]]または[[アンホ爆薬|ANFO]]が流出し引火したものと推測されている。テロ説も有り。死者50名以上。
180 ⟶ 187行目:
:[[スリランカ]]で[[スマトラ島沖地震]]による[[津波]]のため列車が脱線転覆。列車内や屋上に避難していた地元住民を含め約1700名が死亡。
*[[2005年]][[10月29日]]
:[[インド]]の[[アーンドラ・プラデーシュ州]]で、[[鉄砲水]]で線路が流失したことにより急行列車が脱線。死者114名以上。([[:en:Valigonda train disaster]])
*[[2006年]][[7月3日]]
:[[スペイン]]バレンシアの地下鉄[[メトロバレンシア]]の車両が、速度超過が原因で脱線。死者40名以上。[[バレンシア地下鉄脱線事故]]を参照。
186 ⟶ 193行目:
:[[ドイツ]]の[[磁気浮上式高速鉄道]]（[[トランスラピッド]]）のエムスランド実験線で試運転中のトランスラピッドが、200km/h前後と推定される速度で工事用車両と衝突、作業員2人と、[[リニアモーターカー|リニア]]に乗車していた見学者ら29名の計31名が巻き込まれ、死者21名。[[リニアモーターカー]]で初めて死者が出た大事故。関連：[[:en:2006 Lathen maglev train accident|英語版での当該記事]]
*[[2006年]][[10月11日]]
:[[フランス]]北東部の[[ズフトゲン]]で、[[特別急行列車|特急列車]]と[[貨物列車]]が正面衝突。両列車の運転士と特急列車の乗客の計5名が死亡、乗客15名が重軽傷を負った。([[:en:2006 Zoufftgen train collision]])
*[[2006年]][[10月17日]]
:[[イタリア]]の[[首都]][[ローマ]]の[[ローマ地下鉄|ローマ地下鉄A線]]で、ビットリオ・エマヌエレ駅に停車中の列車に後続の列車が追突、1名が死亡、日本人4名含む約170名が負傷。([[:en:2006 Rome metro crash]])
*[[2007年]][[6月15日]]
:[[台湾鉄路管理局]][[宜蘭線]]の[[大里駅 (宜蘭県)|大里駅]]で列車正面衝突事故、死者5名。[[台鉄大里駅事故]]を参照。
204 ⟶ 211行目:
:韓国の高速鉄道・[[韓国高速鉄道|KTX]]で、分岐器の整備不良が原因で脱線。けが人は出なかったものの、整備の杜撰さが明るみになった。
*2011年[[4月27日]]
:台湾の[[阿里山森林鉄路]]で脱線・横転。5人が死亡。([[:zh:阿里山森林鐵路#事故]])
== 事故調査 ==
| |||