「硫酸銅(II)」の版間の差分

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水溶液は銅[[めっき]]や銅の[[電解精錬]]の[[電解液]]、[[エッチング]]、[[顔料]]、[[殺菌剤 (農薬その他)|殺菌剤]]([[ボルドー液]])の原料、[[媒染剤]]、[[防腐剤]]、[[血液]]の比重検査などに用いられる。無水物は強力に水を吸着するので、[[アルコール]]を厳密に乾燥させるときの脱水剤として用いられる。また、水溶液の[[溶解度]]が温度によって大きく変化するので、[[飽和]]水溶液の冷却による[[再結晶]]が容易であり、また五水和物の結晶が美しいことから、大結晶の成長実験が理科教育の実験教材としてしばしば取り上げられる。熱帯魚や海水魚を飼育する際、[[白点病]]の治療薬として用いられていた。[[ビウレット反応]]で使われることもある。
 
== [[硫酸銅(I)]] ==
銅(I) イオンと硫酸イオンのイオン化合物である[[硫酸銅(I)]](化学式 Cu<sub>2</sub>SO<sub>4</sub> CAS登録番号 [17599-81-4])も存在が知られている。[[酸化銅(I)]] と[[硫酸ジメチル]]との反応で得られ、熱により単体銅と硫酸銅(II) とに分解する<ref>Berthold, H. J.; Born, J. ''Z. Anorg. Allg. Chem.'' '''1987''', ''550'', 7-15. DOI: [http://dx.doi.org/10.1002/zaac.19875500702 10.1002/zaac.19875500702]</ref>。