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この金額を大きいほうから並べていくと最初の10~20%の点数で所要金額の70~80%を占める、逆に金額の低いほうは点数こそ多いがその総金額が全体に占める割合は僅かである。
以下の表に一例を示す。
[[File:ABC class.jpg|600px|発注例4051品目]]
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-
! クラス !! 品番数 !! 所要金額
|-
| A || 10%5% || 70%75%
|-
| B || 20%10% || 20%15%
|-
| C || 70%85% || 10%
|-
| 合計 || 100% || 100%
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|}
クラスの分割には決まったしきい値は無いが概ね、このような割合で分類される。 点数のすくないAクラスを分析管理することが対金額効果が高い。<br>
例として調達業務にこのABCクラスを適用すると、Cクラスは管理工数のあまり掛からない定量・定点発注で発注量および定点在庫を1ヶ月分の所要数量とすれば70%85%の点数は月一度の発注のみとなり、また安全在庫も最低1ヶ月分あるのでほぼケアフリー、管理工数が大幅に削減される。それでも在庫金額は月の全所要金額の10~20%。 逆にA・Bクラスの材料は工数をかけ安全在庫も切り詰め、細かく管理・調達することで在庫も抑え欠品も防ぐことが出来る。 全体で管理工数を削減し有効に分配が出来る。<br> このように管理対象が膨大な数にのぼる場合に有効な分析手法である。 なお同様にABCと略して呼ばれる[[活動基準原価計算]](Activity Based Costing)は全く別物である。
 
==関連項目==