「カラスムギ属」の版間の差分

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==その他==
「野生のカラスムギの種をまく(Sowing wild oats)」という表現が、少なくとも16世紀頃から使われていた。1542年に[[イングランド]]・[[ノーフォーク]]の[[プロテスタント]]の[[牧師]]であるトーマス・ベーコンが作った小冊子にこの表現が登場する。また、類似の表現が[[プラウトゥス]]ら[[共和政ローマ]]時代の作家によっても使われている。この表現は、野生のカラスムギはエンバク栽培の厄介な雑草であるところに由来する。ヨーロッパの主要な穀物の中でもエンバクは特に雑草の駆除が難しく、一つ一つをより分けて手で駆除しなければならない。このようなことから、「野生のカラスムギの種をまく(Sowing wild oats)」という表現は「無駄な作業」を意味するようになった。また植物の種子と人間の「種子」との連想から、この意味は「[[非嫡出子]]」という意味になっていった<ref>Quinion (1999)</ref>
 
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
* 森川利信 『麦の自然史 : 人と自然が育んだムギ農耕』 佐藤洋一郎、加藤鎌司編著、北海道大学出版会、2010年、pp.197-219 ISBN 978-4-8329-8190-4
 
== 外部リンク ==
* {{aut|Quinion, Michael}} (1999): World Wide Words: [http://www.worldwidewords.org/qa/qa-sow1.htm Sow one's wild oats]. Web posted 1999-NOV-27. Retrieved 2007-OCT-17.
 
{{commonscat|Avena}}