「ABC分析」の版間の差分

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==運用例==
以下の表に一実例を示す。(某工場における4051品目の購入金額)<br>
全品目を所要金額順(大→小)に並べ累計金額をグラフにすると、
[[File:ABC class.jpg|600px|発注例4051品目]]<br>
::<small> 上記の表の各ABCの長方形の横幅が点数、高さが総金額である。</small>
となり各クラスの品目の分布は以下の表のようになる。
 
:{| class="wikitable" border="1" style="text-align:center"
|-
! クラス !! 品番数 !! 所要金額 !! 重要度
|-
| '''A''' || 5% || 75% || 大
|-
| '''B''' || 10% || 15% || 中
|-
| '''C''' || 85% || 10% || 小
|-
| 合計 || 100% || 100%
|-
| 合計 || 100% || 100% ||
|}
 
===段階的管理方法===
例として調達業務にこのABCクラスを適用すると、Cクラスは管理工数のあまり掛からない定量・定点発注で、発注量および定点在庫を1ヶ月分の所要数量とすれば85%の点数は月一度の発注のみとなり、また安全在庫も最低1ヶ月分あるのでほぼケアフリー、管理工数が大幅に削減される。それでも在庫金額は月の全所要金額の10~20%。 逆にA・Bクラスの材料は工数をかけ安全在庫も切り詰め、細かく管理・調達することで在庫も抑え欠品も防ぐことが出来る。 全体で管理工数を削減し有効に分配が出来る。<br> このように管理対象が膨大な数にのぼる場合には特に効率の良い管理方法である。 
 
==ABC分析の他分野への応用==