「プジョー・908 HDi FAP」の版間の差分

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第2戦でも優勝を果たしたプジョーは、ル・マンのテストデーで最大のライバルとなる王者アウディを押さえてトップタイムをマーク、ル・マン本戦への期待が高まるものとなった。
2007年の[[ル・マン24時間レース]]では予選で8号車を駆る[[ステファン・サラザン]]が3分26秒344という
ダンロッブブリッジ下のコーナーが改修されて意向以降の最速タイムを記録し、2日目が雨だったという事もあり8号車がポールポジションを獲得した。
迎えた決勝ではポールスタートの8号車がいきなり1コーナー先のS字でポールを飛ばしながらコースアウトし、2位スタートのアウディ2号車にトップを譲る事になる。その後もプジョー勢は不安定なハンドリングでペースが伸びず、他のアウディ勢にも交わされ順位を落としてしまう。レースは01年以来の大雨となり、明け方までにはアウディ勢の内2台がリタイアするなど波乱の展開となる中、2台のプジョーは7号車が2位、8号車が3位と表彰台圏内を走行する。しかし、残り1時間半で2位を走行する7号車がエンジントラブルによりリタイア、残った8号車も同様のトラブルを抱えており、レース終盤にはエンジンに負担を掛けないためフォードシケインでわざと停車し1位のアウディがゴールするまで待つ作戦が取られた。
結局アウディの1号車が優勝し、8号車が2位となりル・マンのデビューレースとしてはまずまずの結果に終わった。