「エクソン」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Luckas-bot (会話 | 投稿記録) m r2.7.1) (ロボットによる 追加: gl:Exón |
編集の要約なし |
||
1行目:
{{Otheruses|遺伝学用語|国際石油資本|エクソンモービル}}
'''エクソン'''（exon、'''エキソン'''と表記される場合もある）は
[[ファイル:Pre_mRNA_stracture.jpg|thumb|mRNA 前駆体の構造]]
一般に[[真核生物]]では、DNA から[[転写]]された[[mRNA前駆体]]（precursor mRNA）は[[スプライシング]]反応によって長さが縮小される。スプライシングで残る部位が'''エクソン'''と呼ばれ、除去される部位が[[イントロン]]（Intron）と呼ばれる。'''エクソン'''は[[タンパク質]]に[[翻訳 (生物学)|翻訳]]される[[コーディング領域]]（CDS、coding sequence）と、翻訳されない非翻訳領域（UTR、 untranslated region）で構成される。UTR はコーディング領域を挟んで存在し、開始[[コドン]]より上流を 5' UTR、終止コドンより下流を 3' UTR と呼ぶ。
またタンパク質をコードしない[[リボソームRNA]] や[[転移RNA]] も
'''エクソン'''の組み合わせの変化によって新たな[[遺伝子]]が作られることが、[[生物]]の[[進化]]に重要な役割を担っているという学説があり「エクソンシャッフリング」仮説と呼ばれる。これはタンパク質の機能単位である「モジュール」が'''エクソン'''と対応していることが多いことを根拠としている。
| |||