「障害物競走」の版間の差分

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{{未検証|date=2011年6月}}
{{独自研究|date=2011年6月}}
 
{{Otheruseslist|運動会の種目|陸上競技のハードル競技|障害走|競馬のジャンプレース|障害競走}}
 
'''障害物競走'''(しょうがいぶつきょうそう)は、走路に種々の障害物を置いて、決勝点に到達する競走<ref>「障害物競走」,広辞苑第六版</ref>。[[運動会]]で行われる競技のひとつ。コース中に設けられたさまざまな障害を超えながらゴールに到達する早さを競う競技
 
==概要==
{{要出典範囲|date=2011年6月|障害物競走のコースにはさまざまな障害物が設置されている。競技者はその障害を順番に超えながらゴールを目指す。障害の多くは物理的には無視して避けて進むことが可能なように設置されているが、そのような行為は障害物競走の存在意義をなくしてしまうため、ずるい行為であるとして許されない。[[徒競走]]や[[リレー走|リレー]]などは純粋に走る速さを競う競技であるが、障害物競走は必ずしも走る速さだけで勝つことはできない。そのため、運動の苦手な[[児童]]・[[生徒]]も運動会に積極的に参加できるようにするために有効な競技である。だが、その分競技というよりも[[レクリエーション]]としての面が強調され、運動会の競技の中ではやや地味な存在である。}}
 
{{要出典範囲|date=2011年6月|スタートからゴールまでを一人の競技者で走る形式もあるし、途中で障害数個ごとに競技者をリレーしていく形式もある。後者は特に障害物リレーとも呼ばれ、下に詳述する障害の特性に合わせた競技者の配置がチームの勝敗を大きく左右することになる。}}
 
==主な障害の例==
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===麻袋===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に競技者の人数と同数の麻袋が置かれている。その置かれている地点から次の定められた地点までの間、競技者は麻袋の中に入った状態で進まなくてはならない。当然麻袋に穴が開いていたりはしないので、通常両手で袋を持ち、両足ジャンプをしながら進むことになる。着地時にバランスを崩すと転んでしまい、タイムロスの原因となる。}}
 
===網===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中の地面に[[網]]が広げて置いてある。網の目は細かいものの場合もあれば、人間が通れるか通れないか程度のかなり粗いものの場合もある。競技者は、その網と地面の間を進まなくてはならない。大きいため全体を持ち上げるわけにはいかず、目が粗いので体が網にからまってしまう。からみつく網をよけつつ進む。あせると中々抜け出せないので、慌てないことが重要である。}}
 
===ハシゴ===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中の地面に[[梯子]]が横向きに立てた状態で置いてある。競技者は梯子の狭い枠の中を進まなくてはならないが、梯子の枠は硬いため抜け出すのは容易でない。}}
 
===トンネル===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中の地面に設置される合成樹脂製のアーチ型のトンネル。競技者は[[匍匐前進]]することになる。}}
 
===アメ食い===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に[[アメ食い競走]]の用意がされており、競技者は手を使わずにアメを拾わないと先に進めない。ゴール直前の最後の障害として設けられ、競技者への一種のご褒美としての側面があることも多い。その際に、係りの者が競技者の手を後ろに縛り、更に顔を粉に押し付けるといった演出も見られる。競技者は顔を白くし、手を縛られたまま(最後の障害物競走でもある)ゴールまで走ることから分かるように、お笑い競技である。}}
 
詳細は[[アメ食い競走]]を参照。
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===三輪車===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に競技者の人数と同数の幼児用の[[三輪車]]が置かれている。その地点から次の定められた地点までの間、競技者は三輪車に乗って進まなくてはならない。幼児の乗り物としてはありふれている三輪車だが、体が大きくなった中学生や高校生には操作が難しく、レースのスピードが大きく落ちる障害である。この競技もまたキャタピラ同様体の小さい競技者が有利である。また、学校ではなく[[町内会]]などの運動会では、中年男性が三輪車に乗る姿が笑いを誘う。}}
 
===スプーン===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に[[スプーン]]([[しゃもじ|おたま]]を利用する場合もある)と[[鶏卵]](近年は代用品としてしばしば[[卓球|ピンポン]]球を用いる)が置かれており、その地点から次の定められた地点までの間、競技者はスプーンの上に卵を乗せたまま進まなくてはならない。落としてしまった場合は落とした地点からやり直す。かなり不安定なので、スピードを出すことができず、前の走者を抜かすことは難しい。逆に落としてしまうと卵の交換のタイムロス(ボールの場合は拾いに行くための時間)ができてしまい遅れを取ることになる。バランス感覚が非常に問われる競技である。}}
 
===タイヤ===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に競技者の人数と同数の紐をつけた[[タイヤ]](大型車用の大きなサイズのものであることが多い)が置いてあり、その置いてある地点から次の定められた地点までの間、競技者は紐を引っ張ってタイヤを引きずりながら進まなくてはならない。筋力がない競技者には辛いが、走るのは苦手であるが筋力は強いというタイプの競技者でも活躍できる。ゴール手前の最後の直線に設置し、ゴールするまでタイヤを引かなくてはならないことにすることも多い。}}
 
===跳び箱===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に数台の[[跳び箱]]が設置されており、競技者はその跳び箱を超えて進む。飛び越える必要はなく、乗り越えてもよいとすることが多い。これは、障害物競走の選手にされる児童・生徒は運動が苦手なことも多いので、飛び越えるのが不可能なこともあることを考慮したためである。}}
 
===縄跳び===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に競技者の人数と同数の[[縄跳び]]の縄が置かれている。その置かれている地点から次の定められた地点までの間、競技者は縄跳びを跳びながら進まなくてはならない。ただし、障害物競走のレクリエーション的側面もあいまって、この「跳びながら」の部分の定義は曖昧なことが多い。一歩ごとに縄を一度またぐことは少なく、2歩から3歩ごとに一度縄をまたげばよいとされることもある。}}
 
===ハードル===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中にコースに沿って数台、陸上競技用の[[ハードル]]が設置されている。競技者はそのハードルを越えながら進まなくてはならない。主な越え方として、大きなハードルの場合はハードルをくぐり、そうでないものは飛び越えていく。}}
 
===バット===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に野球用の[[バット (野球)|バット]]が置いてある。競技者の人数と同数、又はそれより少し少ない本数であるのが一般的。競技者は、その置かれた地点の付近で、バットのヘッドを地面に、バットのエンドを自分の[[額]]につけ、バットを軸にして定められた回数(5回から10回程度)だけ回らなくてはならない。このことからこの障害を「ぐるぐるバット」と呼ぶ人も多い。回った後の競技者は目が回っているので、まっすぐに進むことができない。最近では怪我を避ける為にプログラムに組み込まれないことも多いが、テレビのお笑い番組内の運動会ではポピュラーな競技である。}}
 
===パン食い===
コース中に[[パン食い競走]]の用意がされており、競技者は手を使わずにパンを取ってからでないと先に進めない。{{要出典範囲|date=2011年6月|これもアメ食い同様ご褒美としての側面が強く、特にパンの場合はその後の競走で邪魔になることから、設置される場合はまず間違いなく最後の障害として設置される。}}
 
詳細は[[パン食い競走]]を参照。
 
===平均台===
{{要出典範囲|date=2011年6月|コース中に数台の[[平均台]]が設置されている。競技者の人数よりは少ない場合が多く、1台しかないこともある。この部分では平均台を渡って進まなくてはならない。途中で落ちたら始点に戻ってやり直し。台数に限りがあることが多いので、この障害では順位が変動しない場合もある。しかし、後ろから迫ってくる競技者からのプレッシャーを受けながら平均台を渡りきるのは想像以上に難しく、差がつきやすい障害でもある。}}
 
==脚注==
<references/>
 
==関連項目==