「地下水」の版間の差分

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図を1つ追加、など。
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地下水面より下の地下水は、面的あるいは空間的に存在している。「地下水脈」という概念があるが、地下水を線的なものとして捉えるのは正確ではない。ただし、[[カルスト]]などの岩盤中の地下水は線的な賦存状況を示す場合もある。
 
{{要出典範囲|河口周辺の平野部における地下水の挙動を考えるとき、地下水の上流側が河川や海洋であり、下流側が井戸と考えた方が理解しやすい場合が多い|date=2011年6月}}<!--3冊の書籍を読みましたがいずれも地下水の挙動を考えると、地上の事情とはほぼ無関係に流れているとされています。河川の地下では地上と同様に地下でも同じ方向に流れている傾向が見られるとも書かれていました。まったく異なる記述です。-->。平野部には数十メートルを超える井戸が多数存在し、揚水を行っている。また、地下水は地層構造により第一帯水層・第二帯水層等の幾層にも分かれて重なっている。地下水流向は同一平面位置であっても各帯水層によって異なる場合が多く、全く逆方向の流向も珍しくない。
 
==== 貯留量 ====
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== 地下水と人間活動 ==
[[ファイル:Groundwater useage in Japan J.PNG|thumb|300px|right|'''日本における地下水の利用状況''']]
[[鉱工業]]の発展に伴い地下水が汚染される例が多く地域でみられる。日本においては、汚染水を地下に[[浸透 (水文学)|浸透]]させることを禁止してからあまり年月が経っていない。例えば、大阪の[[鉱山保安法]]適用事業所 (OAP) において地下55m付近もの深部において汚染が確認されており、人間の経済活動が清浄な地下水を利用し、汚染してきた歴史の悪例である。さらに、健全な[[水循環]]は人間活動を行う上で必須の条件であり、都市部と言えども緊急時においては清浄な地下水の確保が生命線となるので、都市における地下水[[環境保全]]が求められている。ちなみに、世界の人口50万人以上の都市で、水道水を100%地下水で賄っているのは[[熊本市]]だけと言われており、''日本一の地下水都市''や、''世界一の地下水都市''といわれている。
 
== 地下水資源 ==