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|永世 =
|タイトル = [[女流王位戦|女流王位]]
|段位 = 女流
|タイトル合計 = 3期<br/>[[マイナビ女子オープン|女王]]1期<br/>女流王位2期
|優勝回数 = 2回
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第3期マイナビ女子オープン(2009年夏-2010年)でタイトル経験者の清水市代、[[石橋幸緒]]、[[斎田晴子]]らを破って勝ち上がり、矢内女王に挑戦。五番勝負第3局([[2010年]][[4月19日]])までを無傷の3連勝で制し、'''初タイトル'''「'''女王'''」を獲得(女流三段昇段)。女流棋戦では最高額の優勝賞金500万円を手中に収める。第3局は双方[[持ち時間]]を使い果たしての1分将棋になってからが長く、互いに疑問手が出て二転三転する181手の大熱戦であった。
 
さらには、第21期(2010年度)女流王位戦では予選から勝ち上がり、リーグでは4勝1敗で並んだ3名によるプレーオフを制して白組優勝。挑戦者決定戦では紅組優勝の石橋幸緒を破り、清水市代女流王位に挑戦。そして、5月から行われた五番勝負<ref>女流王位戦五番勝負は従来10-11月に行われていたが、この年から5-6月に変更。</ref>では第4局([[2010年]][[6月17日]])までで清水を3勝1敗で破り、一気に'''二冠王'''となる。僅か2ヶ月前までタイトル獲得歴が全くなく、タイトル挑戦3回目での達成であった。この時点で女流棋界は、甲斐二冠(女王・女流王位、27歳)、里見二冠(女流名人・倉敷藤花、18歳)、清水女流王将(41歳)、矢内女流四段(無冠、30歳)という構図になり、甲斐は里見とともに若くして女流棋界を代表する座に就いた。[[将棋大賞]]で初の受賞(第38回将棋大賞女流棋士賞)も果たした。[[2011年]]はマイナビ女子オープンで[[上田初美]]に3連敗を喫して失冠したが女流王位を3勝2敗で死守、[[6月29日]]付けで四段に昇段している
 
==人物・エピソード==
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*2003年8月 - 奨励会を2級で退会(最高位は1級)
*2003年9月1日 - 女流初段にて復帰(女流名人位戦A級昇級の成績)
*2006年9月18日 - 女流二段(棋戦優勝 = 第11回鹿島杯)
*2010年4月19日 - 女流三段(タイトル1期獲得 = 第3期マイナビ女子オープン)
*2011年6月29日 - 女流四段(タイトル3期)
 
==主な成績==
===タイトル履歴===
*[[マイナビ女子オープン|女王]] 1期(2010年 - 第3期)
*[[女流王位戦|女流王位]] 2期(2010年~2011年度 - 第21期~第22期)
:登場4数5回 獲得合計3期 …女流四段昇段(獲得3期)まであと1
 
===一般棋戦優勝===
*[[鹿島杯女流将棋トーナメント]] 1回(2006年度 = 第11回)
*[[大和証券杯ネット将棋・女流最強戦]] 1回(2007年度 = 第1回)