「非ゼロ和」の版間の差分

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→‎非ゼロ和的状況の例: 株式取引に関して書き換え;状況が複雑なので、これ以上複雑になるようなら節分けした方がいいかも
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商取引も非ゼロ和である。なぜなら、自ら望んで取引を行うすべての人は、その取引によって以前より状況が良くなると信じているからである。そうでなければ、誰も取引をしない。この確信が間違っているときもあるが、状況を正しく判断できなかったという失敗ですらも、将来に生かせるよい経験として彼らを向上させるのである。取引のすべての参加者が、いつも等しく利益を得ることができるわけではない。しかし、利益がどのような配分で分配されたかにかかわらず、取引における利益はいつも非ゼロ和的であり続ける。
 
株式取引は、企業の設立や上場から消滅までの売買のみを見れば[[ゼロ和]]であるが、売買のみならず配当や議決権などの要因により商取引同様にプラスの非ゼロ和となる。また売買のみに限っても、設立や上場と消滅の両方を同時に含まない特定の期間に限った場合は企業や株式市場全体の拡大縮小の影響を受けて非ゼロ和となる。だがしかし、さらに企業や株式市場全体の拡大縮小の影響を受けないほど短期間の売買のみに限った場合にはやはりゼロ和になる。
株式取引は短期的に見ればゼロ和となるが、企業や株式市場全体が拡大している状況(一般的な資本主義社会では概ね拡大する)では、長期的に見てプラスの非ゼロ和となる。
 
===非ゼロ和と複雑性===