「ボルツマン定数」の版間の差分

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| 単位系 = [[プランク単位系]]
| 物理量 = ML<sup>2</sup>T<sup>-2</sup>[[温度|&Theta;]]<sup>-1</sup>
| SI = <math>1.380\ 65046488(2413) \times 10^{-23} \quad \mathrm{J\ K^{-1}}</math>
| 組立 =
| 定義 =
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[[オーストリア]]の[[物理学者]]で、この定数が重要な役割を持つ[[統計力学]]の理論において重要な貢献をした[[ルートヴィッヒ・ボルツマン]]にちなんで名付けられた。
 
[[IUPAC]]<ref>[http://goldbook.iupac.org/B00695.html IUPAC Gold Book - Boltzmann constant]</ref>と2010[[CODATA]]<ref>[http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?k CODATA Value: Boltzmann constant]</ref>から、 <math>k = 1.380\ 65046488(2413) \times 10^{-23} \quad \mathrm{J\ K^{-1}}</math> という数値が発表されている。括弧でくくられた最後の2桁は測定値の標準不確かさ([[標準偏差]])である。なお、[[IUPAC]]<ref>[http://goldbook.iupac.org/B00695.html IUPAC Gold Book - Boltzmann constant]</ref>では、2006CODATAによる古い数値のままである。
 
ボルツマン定数は他の物理定数と[[絶対温度]]の定義からその値が決定されるため、原理的には派生的な物理定数である。しかし、ボルツマン定数を基本原理から求めることはあまりに複雑すぎるために、まだ達成できておらず、実験的に決定された値が用いられている。