「ブーンドックス (漫画)」の版間の差分

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2003年秋、マサチューセッツ州ボストンを拠点に活動するアーティスト、ジェニファー・センがマックグルーダーに代わって『ブーンドックス』の作画関係の作業を担当するようになった。[[ザ・ニューヨーカー]]の記者によるインタビューで、マックグルーダーは「何か上げるべきものがあるとしたら、それは美術だろう。俺は絵描きというより物書きというのがふさわしい」と答えた。2004年後半、カール・ジョーンズがセンからイラストレーターの役割を引き継いだ。パブリック・エネミー#2という作品集の序文においてマックグルーダーは「オレは作画関係を手伝ってもらうために専門家を雇った。みんなは俺が漫画を描くのをやめてしまったと思っているけど、実際のところはそうじゃない。今日まで、自分が手を加えていない『ブーンドックス』は一話もない―オレはまだヒューイ、ライリー、シーザー、グランダッドの細かいところを膨らまし続けている。俺はまだこの作品の一コマ一コマを調べ続けている。俺はまだこの作品がどんな風にみえるか気になるし、これからもそうだろう。」と記した。
 
2006年2月28日、マックグルーダーは2006年3月27日から6か月休載し、同年8月に新作をまとめたものを出すと発表した。この間、ユニバーサル・プレス・シンジケートは初期の作品を再配信した。『ブーンドックス』は最も人気があったときで300以上のクライアントに配信されていたが、休載中、配信先の半分以上が他の作品を代わりに掲載した。2006年9月25日、ユニバーサル・プレス・シンジケートの社長であるリー・サレムは「アーロン・マックグルーダーは、新聞における『ブーンドックス』の連載を打ち切るとも再開するとも言っていない。しかし予想できる未来のうちに漫画が再開することを当てにしてはならない。」と、ブーンドックスの新作がもう掲載されないことを話した<ref>{{cite news|title=Return of 'Boondocks' comic strip delayed|date=September 25, 2006|publisher=[[CNN]]|url=http://www.cnn.com/2006/SHOWBIZ/books/09/25/boondocks.comics.ap/index.html|archiveurl=http://web.archive.org/web/20060927002024/http://www.cnn.com/2006/SHOWBIZ/books/09/25/boondocks.comics.ap/index.html|archivedate=2006-09-27}}</ref>。ユニバーサル・プレス・シンジケートのマックグルーダー担当であるグレッグ・メルヴィンは、マックグルーダーに復帰を持ちかけたが失敗した<ref>{{cite news|title=Return of 'Boondocks' comic strip delayed|date=September 25, 2006|publisher=[[CNN]]|url=http://www.cnn.com/2006/SHOWBIZ/books/09/25/boondocks.comics.ap/index.html|archiveurl=http://web.archive.org/web/20060927002024/http://www.cnn.com/2006/SHOWBIZ/books/09/25/boondocks.comics.ap/index.html|archivedate=2006-09-27}}</ref>。打ち切り後も、いくつかの新聞社は2006年11月26日まで再掲載を続けた<ref>{{cite news|title=The Boondocks Comic Strip Ends This November|date=September 26, 2006|url=http://www.sohh.com/articles/article.php/9845|archiveurl=http://web.archive.org/web/20061023205425/http://www.sohh.com/articles/article.php/9845|archivedate=2006-10-23}}</ref>。
 
== 主要登場人物 ==