「フォールトトレラント設計」の版間の差分

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== 実例 ==
=== コンピュータ ===
[[ミッションクリティカル]]なシステムにおいて、コンピュータではフォールトトレラント性は重要である。そういった用途に用いるため、製品自体に広範なフォールトトレラント性を特に重視して設計されたを盛り込んだコンピュータとしも作られおり、[[タンデムコンピューターズ]]や[[ストラタステクノロジー]]、[[NEC]]などコンピュータ製品がある。これらは[[CPU]]を含む全てのハードウェアを2重化し、ハードウェア障害(部品障害)に対してはフォールトトレラント性を確保している(ただし[[オペレーティングシステム]]の障害や[[ユーザー]]操作上の問題に対応できるとは限らない
 
タンデムコンピューターズは、同社のビジネスをフォールトトレラントなシステムを開発/製造/販売するものとしていた。同社の'''NonStop'''システムは「シングルポイント・トレラント」なシステムであり、十年間の動作時間の計測をして公表していた<ref>障害などの発生確率から、動作不能となる時間の割合を算出。例えば10年間で1日だけ動作できないなどといった形である。</ref>。
 
ハードウェアのフォールトトレラント性は、故障した部品をシステム動作中に交換することを要求する場合がある。