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日本におけるアジール研究は、歴史学者の[[平泉澄]]が先鞭をつけた。平泉は初期の論文『中世に於ける社寺と社会との関係』の中で「アジールは人類発達の或る段階に於て、一般に経験する所の風習又は制度」と述べている。この発想は[[中田薫 (学者)|中田薫]]・[[網野善彦]]・[[伊藤正敏]]らに引き継がれ、何をアジールと認識すべきか、そのアジールを支えてきた制度がどのように変遷してきたか、などが徐々に明らかになってきている。
==脚注
<references />
== 参考文献 ==▼
*網野善彦『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和 増補版』([[平凡社]][平凡社ライブラリー],1996年, ISBN 4-582-76150-X)▼
*伊藤正敏『寺社勢力の中世』([[ちくま書房]]・ちくま新書,2008年,ISBN 978-4-480-06435-6)▼
== 関連項目 ==
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* [[共有地]]
* [[逃れの町]]
▲== 参考文献 ==
▲*網野善彦『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和 増補版』([[平凡社]][平凡社ライブラリー],1996年, ISBN 4-582-76150-X)
▲*伊藤正敏『寺社勢力の中世』([[ちくま書房]]・ちくま新書,2008年,ISBN 978-4-480-06435-6)
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