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{{Otheruses|江戸時代以前の大名や武士の邸宅|[[島根県]][[松江市]]塩見手にある博物館|武家屋敷 (塩見縄手)}}
[[Image:Han-no Gosho.jpg|thumb|right|280px|『洛中洛外』に描かれた[[花の御所]]]]
'''武家屋敷'''(ぶけやしき)は、[[武家]]が所有した邸宅である。
 
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== 大名屋敷 ==
[[File:旧因州池田家表門.JPG|220px|thumb|旧因州池田屋敷表門(重要文化財)]]
[[Image:Akamon.jpg|thumb|right|220px|大名屋敷の門<br>[[東京大学]][[加賀藩]]上屋敷[[御守殿門]]<br>([[東京大学]]構内、重要文化財)]]
 
'''大名屋敷'''(だいみょうやしき)は、その大名が仕える主人の[[屋敷]]や城の付近や内側に構えた屋敷である。人質を住まわせるための施設や天下普請のための宿舎と工事事務所を意味していることもあった<ref>東京都市史研究所編 『比較考証 江戸東京古地図散歩』 新人物往来社 1999年</ref>。文禄・慶長の役の際に[[名護屋城]]に造られた大名[[陣屋]]等もそれに含まれる。
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'''侍町'''(さむらいまち)とは、侍屋敷が集まってできた町のことである。[[城下町]]や[[陣屋町]]の中にあることが多く、城や陣屋に関わる武士が居住した。現在は武家町と呼ばれることもあるが、武家町とは元来は大名や上級旗本の屋敷が集まった地域のことであった。
 
[[明治維新]]により侍屋敷は多くが国有地となり、売却・破却され、また戦災や都市開発により失われた。しかし、侍町の町並みを現在に伝える地域もあり、その一部は[[重要伝統的建造物群保存地区]]として選定されている。
 
*[[弘前市|弘前]]([[青森県]]):重要伝統的建造物群保存地区(弘前市仲町)
*[[角館]]([[秋田県]][[仙北市]]):重要伝統的建造物群保存地区
*[[金ケ崎町|金ケ崎]]([[岩手県]]):重要伝統的建造物群保存地区(城内諏訪小路)
*[[水沢市|水沢]]([[岩手県]][[奥州市]])
*[[佐倉市|佐倉]]([[千葉県]])
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*[[津和野町|津和野]](島根県)
*[[高梁市|高梁]]([[岡山県]])
*[[萩市|萩]]([[山口県]]):重要伝統的建造物群保存地区(平安古(ひやこ)地区・堀内地区)
*[[岩国市|岩国]](山口県)
*[[安芸市|安芸]]([[高知県]])