「アジア通貨単位」の版間の差分

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現在アジアでは、ドル安に従い通貨価値の上昇する[[円 (通貨)|円]]、[[バーツ]]と、ドルペッグのため価値の下落する[[人民元]]などが並存しており、これにより域内での通貨摩擦が生じている。各国通貨と、バスケット方式により算出されたACUとの乖離状況を指標として示すことにより利上げ・利下げを行い、通貨の均衡を維持するというものである。参加国が相互に監視をする事で、特定国の通貨切下げ競争を防ぐ事ができ、域内貿易の為替リスクを軽減させ、レートを安定させられる。また、[[米ドル]]や[[ユーロ]]とアジア通貨との変動要因・変動幅の研究にも役立つ。
 
{{要出典範囲|[[香港]]、[[台湾]]の加入も検討されており|date=2010年10月}}、将来的には、[[欧州連合]]の[[ユーロ]]のように[[東アジア共同体]]で使う[[共通通貨]]の基礎としても期待されている(渡辺他 2006){{誰|date=2010年10月}}{{要出典|date=2010年10月}}
 
== ECUとの比較 ==
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== 参考文献 ==
* 渡辺真吾、小倉將信『[http://www.boj.or.jp/typeresearch/ronbunwps_rev/ron/wpswps_2006/wp06j21.htm/ アジア通貨単位から通貨同盟までは遠い道か]』 [[日本銀行]]、2006年11月
* [[吉冨勝]]『共通通貨創設の鍵となる「為替レート安定化」3つの条件』 2005年
* 『[http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/euro_gaiyou.html 外務省 -EUにおける通貨統合-]』 [[外務省]]