「仮面ライダーオーズ/OOO/log20120616」の版間の差分

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: 鳥系グリード。「右腕」は[[#クスクシエ]]の項目を、「ロスト」は本項目を参照のこと。
; ウヴァ<ref name="name"/>
: 昆虫系グリード。[[クワガタムシ]]の顎状の角、[[カマキリ]]の鎌や複眼、[[外骨格]]や[[節足動物|節足]]的な突起に覆われたボディを持つ。[[バッタ]]の如き跳躍力や昆虫特有の敏捷性を活かした強襲戦を行うほか、角から広範囲に緑の雷撃を放つ特殊能力を備える。完全復活すると、全身からさらに強力な雷撃を放つことが可能となり、プトティラコンボのメダガブリューでの一撃をも正面から受け止めほどの耐久力を持つ。炎に弱いということがアンクから語られている。当初のコアの数は不明で、下半身が不完全な状態で復活した。普段は緑のジャケットを着たオールバックの青年の姿で行動している。物を叩くなどしてリズムを刻む癖があり、イライラしている時は人間態・怪人態を問わず、ゴルフクラブで周りの物を叩き壊している。一人称は「俺」。
: 直情的かつ激情家で、不完全な体に最も焦りを覚え、メダルの収集・奪還に固執する。しかし短気で頭に血が上りやすい思慮が欠ける性格はアンクやカザリに見透かされており、手玉に取られることも多い。一方で転換する状況を受け止め対応する柔軟さは持ち合わせており、後述のセルメダルによる強化や「屑ヤミー」を使って暗躍するなど浅薄というわけではない。アンクやカザリを見て、不満ながら自分たちも現代に馴染むべきではないかと考えている。
: 当初は他のグリードと行動を共にしていたが、カザリの裏切りに怒り意趣返しとコアメダルの独占を企み、仲間への情を捨て弱体化したメズールを裏切りコアを奪おうとした。その後はカザリと対立してオーズやカザリ一味と随所でメダルを奪い合いながら、屑ヤミーを利用して秘密裏にセルメダルを生成するなど、独自の行動を取っていた。力を蓄えるカザリ一味やオーズに対抗するべく、集めていたメダルを使ってメズールとガメルを復活させるが、2体がカザリ一味への恐れとウヴァへの不信感からカザリ側についたことで孤立、集中攻撃を受けてメダルの状態に分解されてしまう。しかし放置されたクワガタ・コア1枚に意識を残しており、人間に取り憑くことで辛うじて生き残っていたが、映司と決別したアンクの手によってセルを与えられ復活、アンクと共にグリード達のアジトに乗り込み仲間に加わった。
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: 猫系グリード。[[ライオン]]のような[[鬣]]と鋭い牙、[[トラ]]を思わせる細身で攻撃的なフォルムを持つ。[[チーター]]の如き素早い身のこなしや瞬発力を活かして接近し、伸縮自在の鉤爪による白兵戦を行う他、風を自在に操る特殊能力を持ち巨大な黄色の竜巻を発生させる能力を備える。完全復活すると鬣を自由に操る能力を発揮、敵を捕縛するほか鬣1本1本からエネルギー弾を発射することが可能となる。当初コアは7枚<ref>第14話における本人の発言より9枚の所在が判明、復活当初残りの2枚はアンク(トラ)と鴻上(ライオン)が所持していた。</ref>の状態で復活し、下半身が不完全だった。普段は黄色の上着を着た銀髪の青年の姿で行動している。一人称は「僕」。
: 普段は髪の毛を弄るなど気だるそうな言動が目立つが、実際はアンクに引けを取らない腹黒い策略家で、他者の物を奪うことに快感を感じる性格。復活当初はグリード一味の中でブレーン役を担っていたが、自身の仲間意識は希薄で猜疑心も強いことから、裏では仲間を出し抜くなど本音をあらわにすることは滅多にない。そういった姿勢からか、アンクやウヴァからは「臆病」と評されている。
: 復活当初からメダルの争奪戦にオーズ・グリード以外の第3勢力が存在することを察知し、鴻上ファウンデーシンへと辿り着き陰で真木と接触。彼の研究・観察への協力と引き換えに鴻上から渡されるメダルを自身に提供するという契約を交わして結託した。自身も真木の研究に興味を持ち、他のグリードらに見切りをつけてコアメダルを用いた真木の実験に利用、ガメル・メズールの犠牲から得たコア及び研究成果を「進化」と称して応用し、重量系・水棲系といったコアを取り込む<ref>ただし暴走を回避するため他系統コアを取り込む際には枚数を調整しており、これがグリードの暴走を望む真木の諦念を買うこととなった。</ref>ことで、合成系ヤミーの生成や高圧水流や重力操作などの新たな能力を獲得していく。やがて覚醒したばかりのアンク(ロスト)を傀儡として真木と共に集団を結成し、後に復活したガメルとメズールをも仲間に引き入れ、これによって一時はグリード集団の主導権を握っていたが、物語終盤で集団内へのアンクと執念で蘇ったウヴァの二人が参入した事で、事態は急変する事になる。
: アンクに不安を感じ即座に彼を始末しようとするが、ウヴァとの二人掛かりの攻撃で逆に返り討ちにあった上に、ウヴァにはコアメダルを奪われてしまい、窮地に陥りかけたが、メズールの仲介によって、その場は難を逃れる。そこで、今度はガメルを利用し、オーズからコアを奪取して完全復活に成功。他のグリードからもコアを奪い取り、単独でオーズを始末しコアを独占しようとする。
: 圧倒的なパワーでバースを中破させるも、捨て身の戦法で挑むバースとオーズプトティラコンボの共闘の最中にメダガブリューによって意識を内包していたライオン・コアにヒビを入れられ弱体化。逃走した先に現れた真木に助けを乞うが、暴走を最大限回避していた姿勢から既に見切りをつけられており、怪人態となった真木によって無傷のコアメダルを全て抜き取られてしまう。セルメダルを撒き散らしながら逃亡するものの、限界を迎えてセルメダルの山に戻ってしまい、同時に意識を宿したライオン・コアが砕け散った事で最期を遂げた。