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'''言語地理学'''(げんごちりがく linguistic geography)は、言語の分布について研究する[[言語学]]の一分野。[[人文地理学]]の一分野とされることもある。各地の[[方言]]の分布(日本以外にも海外の場合も)のほか、各地の[[少数民族]]の話す言語の考察などが行われる。方言に特化した場合、'''方言地理学'''(dialect geography)と呼ばれる事も多い。
 
 
多くの場合、現地調査([[フィールドワーク]])を行い、成果を求める。方言の分類や、外国語の場合、その語彙や文法によって様々な分類を試みるので、[[言語学]]全般や、[[社会言語学]]、[[方言学]]などへの充分な理解が求められるので、言語'''地理学'''という名をしておきながらも[[地理学]]の分野で論じられる事はきわめて稀である。さらに現代の[[人文地理学]]の場合、空間科学としてその地域の政治や経済などといった各社会的な現象と人間の関係性を探るという傾向が強いため、言語の地理的な分布を出発点に、社会科学的な現象という問題ではなく言語そのものへと向かう性質の言語地理学は、人文地理学との学問的な理念とも齟齬があると見る向きもある。従って、こうした社会現象との関係を見ない言語や方言を扱う言語地理学というもの自体、地理学の一分野として取り扱うことを拒む論者も多い。
 
 
 
== 関連項目 ==
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*[[言語地図]]
 
{{人文地理学}}
{{デフォルトソート:けんこちりかく}}
[[Category:言語地理学|*]]
[[Category:社会言語学|けんこちりかく]]
[[Category:人文地理学|けんこちりかく]]
 
[[ar:جغرافيا لغوية]]