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Fromm (会話 | 投稿記録)
2011年4月28日 (木) 07:46時点における版
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従来の「VTRシステム」「AVコンピュリンク」などとの大きな相違点は「テレビ側からの録画信号を赤外線リモコン信号に変換して録画機のリモコン受光部(リモートセンサー)に送信する」ことである。従来の(録画機側における)[[Gコード]]やフリーセット予約は不要で、デジタルチューナーに搭載の[[Gガイド]]から録画したい番組を瞬時に選択できる。なお[[ソニー]]製は「'''AVマウス'''」、東芝製は「'''ビデオナビ'''」という名称をそれぞれ用いている。
 
2006年以降は[[HDMI]]連動機能が急速に普及し、そちらのほうが高画質・高音質で録画出来て接続も従来より大幅に簡略化されたため、薄型テレビは2009年以降製造機よりIrシステム機能を廃止。のちにモニター出力端子も廃止された(このため薄型テレビ最新機種とアナログチューナーのみ搭載の従来型録画機とを組み合わせた場合は再生のみ可能となりデジタル放送録画は不可)。
 
=== 録画以外のIrシステム ===
録画機能とは別の用いられ方をしている機種もある。
 
パナソニックのシアターバー「SC-HTB50/10/520/15」は全機種Irシステム端子を搭載し、Irケーブルも全機種付属。但しこちらのIrシステムは録画を目的とする機能ではなく、「TV受像機(ビエラ)の前にシアターバーを置いた時にTVのリモコン受光部がシアターバーに遮られてTVリモコン操作がうまくいかなくなる現象に備えた機能」である。シアターバーのIrシステム端子に専用Irケーブルを繋ぎ、ビエラリモコン受光部位置に赤外線発光部を付属両面テープで固定すれば、ビエラリモコンをシアターバーのリモコン受光部に向けて操作する事により、ビエラリモコン信号がシアターバーのIrケーブル経由でビエラリモコン受光部へ転送され、シアターバーをビエラの前に置いた状態でもビエラリモコンの円滑操作を可能にしている。
 
但しこちらに(2005年以前に製造されたHDMI連動導入前の機種が採用していた)録画機能との互換性は無く、シアターバーのIr端子にケーブルを繋ぎ録画機のリモコン受光部に(シアターバー付属のIrケーブル)赤外線発信部を取り付けると誤動作する事がある。またパナソニック以外の他社製TV操作には対応していない(メーカー設定機能無し)。
 
== 関連項目 ==