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==概説==
[[テント]]を張る場所がい場合や急激な天候の悪化などで設営が困難な場合に、岩陰や樹の下、雪を掘って作る[[雪洞]]にて、所持品軽量化のために[[ツェルト]]などの簡単な用具を張って緊急避難的に[[野営]]することを指す。これを「フォースト・ビバーク」と言い、一般的に単にビバークと言ったときはこのフォースト・ビバークを指すが、雷鳴を頼りに[[落雷]]をくぼ地でやり過ごす、あらかじめ気象情報などで知った[[台風]]などの風雨から身を守るために樹林でやり過ごすといった、先を見越した計画的な「フォーキャスト・ビバーク」もある。
 
急激に天候の変わりやすい山岳では、強行軍でフォースト・ビバークの状況に追い込まれるのを避ける意味でも、体力や気力が奪われる前にフォーキャスト・ビバークする選択肢を頭の片隅に入れ、ビバーク可能な場所を常に考えておくことが[[遭難]]を防ぐ上で重要である。