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'''パータリプトラ'''([[サンスクリット語|skt]]:Pataliputra、[[パーリ語|pl]]:Pataliputta、[[ギリシア語]]:Palibothra、漢:華氏城)は、古代[[インド]]の都市。現在の[[ビハール州]]の州都[[パトナ]]にあたる。
 
'''[[マガダ国]]'''の都で、古代インド世界の中心都市の1つとして繁栄した。
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アジャータシャトルの後の王[[ウダーイン]]の時代には旧来の首都[[ラージャグリハ]]([[王舎城]])からパータリプトラに首都が遷され、その後長くマガダ国の首都として繁栄した。
 
[[インド亜大陸]]の大半を征服することになる[[マウリヤ朝]]の時代にはパータリプトラの繁栄も頂点に達し、マウリヤ朝の初代王[[チャンドラグプタ (マウリヤ朝)|チャンドラグプタ]]の時代にパータリプトラを訪れた[[ギリシア人]][[メガステネス]]の記録によれば「無数にあるインドの都市の中で最大の都市」であった。
 
しかしマウリヤ朝の第3代王[[アショーカ王|アショーカ]]の後には次第に衰退した。[[チェーティ朝]]の王[[カーラヴェーラ]]や[[インド・グリーク朝]]の王[[メナンドロス1世]]らはパータリプトラに脅威を与え、またマガダ国自体の政治的地位も低下していったためである。
 
[[グプタ朝]]時代([[320年]]から[[550年]]頃)には再び巨大帝国の首都として繁栄の時代を迎えたが、その後次第にインド世界の中心都市としての地位は失われた。
 
== 関連項目 ==
*[[チャンドラグプタ1世]]
*[[ナンダ朝]]
*[[マウリヤ朝]]
*[[グプタ朝]]
 
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