「ワイ (タイ)」の版間の差分

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* 掌を完全に合わせるのではなく、中を少し膨らませる。これはワイが、仏教と縁の深い[[ハス|蓮花]]の[[蕾]]を模していることによる。
* 挨拶としては、挨拶語「[[サワッディー]]」を伴うことが多い。
* 合掌の位置が上であるほど、またお辞儀が深いほど敬意の高さを表す。親指を鼻に限りなく近づけるのが最高の作法だが、これは[[チャクリー王朝|国王・王妃]]や僧侶に行うものであって、通常年齢・収入・学歴など)によってワイの作法も異なってくる。子供達胸元で合掌す幼稚園の頃からワイのやり方をしっかり躾けられる。
* ワイはあくまで若年者や社会的地位が低い者が年長者や目上の者に対して行うものである。従って、先方が明白に年下だったり、サービス業の店員だったりする場合はこちらから無闇にやるべきではない。相手からワイをされたら微笑するか、軽いワイと会釈をして返す。なお、ビジネスシーンなど双方が初対面や同格の時は、お互いワイをすることもある。
* 相手によってワイをいかに使い分けるかは、今も階級が細かく分かれているタイでは礼儀上非常に重要視されており([[タイの階級]]も参照)、階級以外にも相手との関係(年齢・収入・学歴など)によってワイの作法も異なってくる。子供達は幼稚園の頃からワイのやり方をしっかり躾けられる。
* 日本での合掌のような、感謝やお願い、謝罪の意味は無い。