「神子元島」の版間の差分

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形成された時期は定かではないが、元々は[[伊豆半島]]の一部であったものが周囲の沈下により[[島]]になったと考えられており、[[本土]]からも近いことから[[伊豆諸島]]には含めないのが普通である。
 
古くから度々、[[神社]]の祠(ほこら)などが置かれては強い[[風]]や[[波]]により失われてきたとされるが、[[流刑]]者や[[灯台]]の関係者を除けば[[人]]が定住していたとの記録は無い。[[岩]]礁状で[[植生]]はごく少なく[[風]]や[[水面波|波]]の影響が大きい上、[[水源]]も無いため[[キャンプ]]は困難である。定期[[船]]などの運航は無く、上陸する場合は周辺の[[港]]で釣り[[船]]などをチャーターする必要がある。
 
現在では[[マグロ]]や[[カンパチ]]などの大物も揚がる[[釣り]]場として、また[[シュモクザメ]]、所謂[[ハンマーヘッドシャーク]]の大群が見られる世界的な[[スクーバダイビング|ダイビング]]ポイントとしても有名である。夏から秋にかけて、ときに数百匹の[[シュモクザメ]]の群れを確認することができる。また[[世界灯台100選|世界歴史的灯台百選]]にも選ばれた[[神子元島灯台]]を擁する[[島]]として名高い。灯台の光はおよそ20海里(約36キロメートル)先までも届き、周囲に[[浅瀬]]の多いこの海域の安全を今も守り続けている。