「イブプロフェン」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
|||
82行目:
==ヒトへの毒性==
ヒトへの過量服用の事例は限定されている。通常、服用した量と服用してからの経過時間によって症状は変化する。しかし、個人の感受性が重要な役割を占める。ヒトが過量服用した際の反応は、無反応から集中的治療にもかかわらず致命的な結果まで幅がある。主な症状は、イブプロフェンの薬理学的性質の超える症状および腹痛、吐き気、嘔吐、眠気、めまい、眼震を含む症状である。消化器出血も起こりうる。さらに
過量服用による症状の度合いと測定した血漿中の濃度については、ある程度の相関性がある。危険な服用量は約100mg/kgから800mg/kgである。後者の服用量については臨床的な経過が致命的である事を意味しない。治療上の1回の投与量は5から10mg/kgである。従って、治療上の指標は10から160である。しかし、患者の年齢、体重、既往症により変化するため正確な[[致死量|LD50]]を定義するのは不可能である。
|