「マルチンゲール」の版間の差分

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離散時間マルチンゲールの例を挙げる。偏りのないコインを投げ続けたときの ''n'' 回目の結果を ''X''<sub>''n''</sub> と書くことにする。ただし、コインが表の場合は 1 で裏の場合は -1 と定める。
情報増大系については、この ''X'' 以外に情報を与えるものはないとする。すなわち ''F''<sub>''n''</sub> を
{{Indent|<math>F_n\mathcal{F}_n := \sigma(X_1, X_2, \dots, X_n)</math>}}
と定める。このとき、まず ''X'' 自身がマルチンゲールとなる。さらにその和
{{Indent|<math>S_n := \sum_{i=1}^n X_i</math>}}
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{{Indent|<math>T_n := T_{n-1}+f(T_{n-1})X_n</math> }}
の場合もやはり ''T''<sub>''n''</sub> はマルチンゲールとなる。このように戦略を変更することを、'''マルチンゲール変換''' と呼ぶが、通常実行可能な戦略によるマルチンゲール変換によって得られる確率過程もマルチンゲールになることが知られている。
 
 
==停止時刻==