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内舎人から選抜された者が[[摂政]]、[[関白]]の[[随身]]を務めたこともあり、これを'''[[内舎人随身]]'''と呼ぶ。21歳以上の[[四位]]以下[[五位]]以上の子弟から選抜された。また、[[三位]]以上の子弟でも希望があれば無条件で任官された。[[長上]]の扱いを受けたために他の舎人系の官職よりも昇進に有利であった。
 
[[武士]]が登場すると武士が任ぜられることが多くなると、その本姓と「内舎人」を略した呼称が使われる。[[源氏]]で内舎人に任ぜられた者は'''源内'''、[[平氏]]で任ぜれた者を'''平内'''、[[藤原氏]]で任ぜられた者を'''藤内'''、[[橘氏]]は'''吉内'''、[[紀氏]]は'''喜内'''、[[清原氏]]は'''清内'''、[[伴氏]]は'''伴内'''のご呼んだくである。後には、実際の内舎人職や本姓に関わらず名乗られるようになった
 
[[歌人]]として有名な[[大伴家持]]も内舎人を務めたことがある。
 
現在も[[宮内庁]]の役職の一つである。