「イデア」の版間の差分

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プラトンにおいては、エイドスとイデアは使い分けられており、イデアに特殊な意味が与えられた<ref>『哲学 キーワード事典』p.49</ref>。
 
プラトンは、ideaという言葉で、形は形でも、われわれの肉眼に見える形ではなく、言ってみれば「心の目」「魂の目」によって洞察される純粋な形、つまり「ものごとの真の姿」や「ものごとの原型」に言及する。プラトンのいうイデアは幾何学的な図形の完全な姿がモデルともとれる。
 
プラトンにおけるイデアの理解は一定しているわけではなく、書かれた時期によって変遷が見られるという。一般にプラトンのイデア論というと中期のそれを指していることが多い。