「フレーム (オートバイ)」の版間の差分

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== 概要 ==
[[ファイル:Wagner motorblok.jpg|thumb|right|200px|歴史的なフレームの一例。[[鉄]]の[[パイプ]]でできている。]]
[[ファイル:Vakwerkframe.jpg|thumb|right|200px|シートや燃料タンクを外し、フレームをよく見えるようにした状態。]]
フレームはオートバイの骨格であり、オートバイの各部品の位置関係を定める役割を果たしている。(一般的に、そしておおまかに言えば)オートバイというのは、フレームに各部品が固定されることによって(また、その部品にさらに別の部品が固定されたりしつつ)、一台のオートバイとして形を成している。
 
フレームにはいくつかの形式がある。クレードルフレーム、ダイヤモンドフレーム、ボックスフレーム 等々があり、それぞれ特性(剛性・重量・加工の難易・コスト・メンテナンスの難易 等々)が異なっており、それぞれ長所・短所がある。各オートバイに求められる特性や車種ごとの開発コンセプト 等に応じて、設計段階で選択されている。
 
基本的なフレーム形式を下の節で解説する。
 
市販されているオートバイのフレームには通常、「フレームナンバー」と呼ばれる、車体ひとつひとつで異なる番号、uniqueな番号、つまりそれによって車体(の個体)が特定できるような番号が打刻されている。その番号は、一般に、それを購入・所有した者が、車体および所有者を行政組織で登録する時に(行政組織から見れば、車体と所有者を登録することで行政的に把握し、同時に課税対象として把握するために)用いられたり、あるいはメーカーが各車体のタイプを識別したり、それに適合するパーツの情報を提供したり、整備関連の情報を提供するため、盗難時には本来の所有者を特定するため、 等々 に用いられている。所有者の都合でオートバイの各部品を多数(あるいはほとんど)交換し、外見的・機能的に全く異なったオートバイとなった場合でも、フレーム(フレームナンバー)が変わらなければ、法的には「同一の車体」として把握されている。
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このフレームの始祖はスズキ・ガンマ(初代RG250Γ)のアルミクレードルフレームであり、ここから高い剛性と軽い重量を突き詰めていった結果、ダイヤモンドフレームとボックスフレームを経てツインスパーフレームにたどり着いた。
また、ツインスパーフレームから先のフレームも研究されており、カワサキのセミモノコックフレーム、ホンダのピボットレスフレームはツインスパーフレームを発展させたものである。
 
== 関連項目 ==
* フレーム (自転車)
 
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