「代表なくして課税なし」の版間の差分

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独立戦争時のスローガンとしての「代表なくして課税なし(No taxation without representation)」は、[[マサチューセッツ州]][[ボストン]]にあるオールド・ウェスト・チャーチの牧師ジョナサン・メイヒューが同教会において行った説教において言ったのが最初であるとされる。同種のスローガンである「代表なしの課税は暴政である(Taxation without representation is tyranny)」は、マサチューセッツ州の弁護士[[ジェイムズ・オーティス]]が1764年にイギリスの課税を批判するパンフレットにおいて言ったのが最初とされる。
 
== 近年の使用 ==
[[File:Us reg dc 2872.JPG|180px|thumb|「代表なき課税」と下部に書かれたDCのナンバープレート]]
[[コロンビア特別区]](ワシントンDC)は議決権をもった連邦議会議員を選出することができない([[アメリカ合衆国下院|下院]]に議決権のない代表を送るのみ)ため、州昇格運動のスローガンの一つとして用いられている。2000年には市の運輸当局が「代表なき課税」と書かれた自動車[[ナンバープレート]]を発行している。2007年には[[50州25セント硬貨|25セント硬貨の地方デザイン]]として「代表なき課税」か「代表なくして課税なし」とデザインに入れることを提案したが、[[アメリカ合衆国造幣局|造幣局]]に却下され、DCの標語でもある「公正を全員に」(Justice for all)で妥協した。
 
また現代の[[ティーパーティー運動]]でも、近年の財政膨張は国民の意図に反するものであるという主張をもとに唱えられることもある。
 
== 関連項目 ==