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=== 弁護士資格 ===
日本で弁護士になるには[[法科大学院]]課程を修了し、法務省の[[司法試験委員会]]が行う[[新司法試験]]に合格し、その後、[[司法研修所]]に入所し[[司法修習]]を修了するのが通例である<ref name="exam"></ref>。
 
他、[[最高裁判所裁判官]]の職にあった者は弁護士の資格を有し<ref>[[弁護士法]]6条。行政官や学識経験者など、法曹資格を持たない者が任命される事があるため。</ref>、司法試験合格後に国会議員、内閣法制局参事官や[[大学]]で法律学を研究する[[大学院]]の置かれているものの法律学を研究する[[学部]]、[[専攻科]]若しくは大学院における法律学の[[教授]]若しくは[[准教授]]の職などに在った期間通算5年以上経験した者、あるいは司法試験合格後に公務員や民間人として立法作業や契約書等の作成に従事した期間が通算7年以上経験した者、特別考査に合格して[[検察官]]([[副検事]]を除く)として5年以上在職するなど、特定の職業に一定期間就き、[[日本弁護士連合会]]の研修を修了して[[法務大臣]]がその修了を認定した場合には、弁護士の資格が与えられる<ref>[[弁護士法]]5条</ref>。
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また日本弁護士連合会は、弁護士の倫理的基盤を確立すると共に職務上の行為規範を整備するため、2004年11月10日に開催された臨時総会において「[http://www.nichibenren.or.jp/ja/jfba_info/rules/data/rinzisoukai_syokumu.pdf 弁護士職務基本規程]」を会規として制定した。
 
新司法試験の難度の高さや受験資格の制限の厳しさ、司法修習などの育成制度など、資格取得までに長時間を要することや学習が必要な知識・情報の膨大さなどもあり、日本国内の数ある資格の中でもトップクラスの難関資格として知られる。
 
=====弁護士人口=====