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「東洋」という名に象徴されるように、東洋の古典的遺産を日本・中国・韓国はもちろん、インドや中近東、中央アジアまで広く紹介しようという意図で1963年に創刊された。
 
一般的な古典文学全集と異なり、伝記や自伝、旅行記、戦記や日記といった必ずしも文学史のなかにきちんと位置づけられていない古典作品をも収録するのも特徴である。国内の作品を挙げると、[[越後長岡藩]]士[[河井継之助]]」(司馬遼太郎『峠』の主人公)の日記『塵壺』、幕末の英国外交官である[[ハリーパークス]]の伝記である『パークス伝』、近世の旅行家[[菅江真澄]]の『菅江真澄遊覧記』など。
 
== 参考文献 ==