「学友会」の版間の差分

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=== 外部の団体等の影響下・支配下にある学生団体 ===
元来、学生による自治的な組織であったまたはそれを標榜して設立された組織で、現在は外部の政治思想団体などの強い影響下・支配下にある団体であっても名称として使用することがある。外部の団体などが、学生団体を影響下・支配下に置く過程で[[偽装サークル]]を使用する場合もある。外部の政治思想団体などが過激派等の暴力を使用する団体やそれらと関係している団体であることもある。全員加盟制を標榜して、全員から会費を詐取していた団体について、2002年に佐賀大学学生自治会連が、詐欺罪や詐欺未遂罪で徹底的に刑事告発を行うキャンペーンを全国的に行ったため、収入源を断たれることにより違法団体は大幅に減少した
 
最近は学校の対応も厳しくなっており、[[教育]]活動の保護、[[研究]]活動の保護、学生の[[人権]]擁護などを理由として、外部の政治的党派などに実質支配されている団体に対して非公認、構内施設の借用禁止などの処置を講じるようになってきている。例えば、[[岡山大学]]は、1995年に岡山大学学友会を学生による自主的な運営がされていないなどの理由により解散している(学友会の事業のうち学生に必要とされたものは、新設された岡山大学校友会が実質的に引き継いでいる。また、最高裁判所の判決では、岡山大学が岡山大学学友会の設立を承認していること、現在の活動が設立趣旨に反している上に改善も困難であることなどから、岡山大学の決定で岡山大学学友会を解散することが認められた。[http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/js_20100319120751236302.pdf 最高裁判所第三小法廷判決 事件番号平成15(受)910])。