「アミド」の版間の差分

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: RCOOR<sup>1</sup> + NHR<sup>2</sup>R<sup>3</sup> → RCONR<sup>2</sup>R<sup>3</sup> + R<sup>1</sup>OH
 
しかし基本的にアミドの合成には活性化した酸成分とアミン成分を用いる。活性化した酸性分を用いるのは通常のエステルでは反応性が低いためであり、R-COX とした[[活性エステル]]と呼ばれる特別な置換基を持つ酸成分を用いて反応を速めるのが一般的である。活性化した酸成分として[[カルボン酸ハロゲン化物]]、[[カルボン酸無水物]]、[[アジ化物|カルボン酸アジド]]、活性エステルなどが用いられる。
 
活性化された酸成分を R-COX と表すとき、一般にHX の酸性が強いほど反応性が高いと考えてよい。ただし反応性の高い方法は[[ラセミ化]]など副反応を伴うこともあり、このため様々な工夫が凝らされている。特にαアミノ酸からペプチドを合成する場合は、α位のラセミ化が問題となるのでこの点を留意して合成法を検討する。<!--詳細は[[ペプチド]]の項を参照いただきたい。-->