「80式戦車」の版間の差分

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|副武装=[[DShK38重機関銃|54式12.7mm機関銃]]<br/>59式7.62 mm機関銃
|装甲=鋳造砲塔・溶接鋼板
|エンジン名=12150ZL <br/>[[4ストローク<br/>機関|4ストローク]][[V型12気筒]][[ディーゼルエンジン|ディーゼル]]
|出力=730 [[馬力|hp]]
|乗員=4名
|備考=
}}
'''80式戦車'''({{lang|zh|80式主战坦克}}・ZTZ-80/WZ-122)は、[[69/79式戦車|79式戦車]]の車体をベースに開発された[[華人民共和|中国]]初の第2世代の[[主力戦車]]である。

[[ソビエト連邦|ソ連]]戦車のコピー品だった[[59式戦車]]や、[[69/79式戦車|69式戦車]]と異なり[[北大西洋条約機構|NATO]]規格の[[ロイヤル・オードナンス L7|105mmライフル砲]]や[[イギリス]]製の射撃統制システム、[[西ドイツ]]製のエンジンなど積極的に[[西側諸国|西側]]の戦車技術を取り込み自国開発を目指した戦車であった。制式採用されたものの、発展型の[[88式戦車]]と異なり、海外への輸出に失敗したため本格的な生産は行われなかった。
 
== 概要 ==
[[中ソ対立|対立状態]]にあった中ソは[[1969年]]に[[ウスリー川]]の[[珍宝島|ダマンスキー島]]で[[中ソ国境紛争|軍事衝突]]に至った。第1世代戦車である[[59式戦車]]まではソ連からの軍事技術供与で量産することが出来るようになったものの、ソ連軍の戦車に対抗できる第2世代の戦車開発を自国で行う必要性に迫られる事となった。そこで、79式戦車の車体をベースに試作案が作成され、[[1980年]]から開発が始まり、[[1985年]]に[[プロトタイプ]]が完成、[[1988年]]に制式採用された。
 
80式戦車の車体は79式戦車をベースに車体全体を大型化し、大型転輪5個から上部支持輪を持つ小型転輪6個へ変更した。砲塔はソ連軍戦車独特の[[避弾経始]]を重視したお椀型デザインを引き継ぐが、主砲は西側のNATO規格の105mmライフル砲を採用。このほかにも微光増幅式暗視装置やアナログ式弾道コンピュータ、レーザー測定器など当時の第2世代戦車の最新技術が取り込まれた。
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== 登場作品 ==
*[[マーセナリーズ]] -
: 中国人民解放軍が使用。
 
== 外部リンク ==