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'''言語教育'''(げんごきょういく)とは、[[言葉]]を教えることである。
 
#[[言語]]の[[文字]]、[[発音]]([[音声]])、[[文法]]、[[語彙]]([[単語]])などの[[体系]]や、言語そのものの特質などを教える[[教育]]の一分野。
#[[母語]]でない言語を[[言語獲得|獲得]]するための教育(''[[外国語教育]]・[[語学]]参照'')。例えば[[英語]]を母語としない人にとっての[[英語教育]]。
#[[母語]]いわゆる[[国語]]、[[図書]]教育、[[詩]]や[[歌]]、時には[[外国語]]も含む、[[人文科学]]系の言語教科全般 ({{lang-en-short|Language Arts}})。
#[[モンテッソーリ教育]]や[[早期教育]]に見られる、[[乳児]]・[[幼児]]の情緒、[[コミュニケーション]]能力あるいは言語能力を発達させるための教育。
 
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==概要==
'''言語教育'''(げんごきょういく、{{lang-en-short|Language education}})とは、[[言語]]の文字、発音(音声)、文法、語彙(単語)などの体系や、言語そのものの特質などを教える。それに対して、読み方([[読解]])教育や[[文学]]教育、[[作文]]教育、[[口語|話し言葉]]の教育などは'''言語活動の教育'''(言語を用いて行う活動に関する教育)という。また、言語教育全般を取り扱う研究分野を'''「言語教育学」'''といい、[[教育学]]の一分野として位置づけられる。
 
==日本における言語教育==
[[日本]]においては、主に[[国語教育]]の中で行われるが、現行の[[学習指導要領]]・[[国語 (教科)|国語科]]における言語教育は「言語事項」と呼ばれ、言語活動の指導に対してやや低い位置づけがなされてきた。これに対し、言語教育を充実すべきであるとの主張をする[[民間教育研究団体]]、[[教育学者]]、[[日本語学者]]らからの批判が年々、強くなってきている。
 
===参考文献===
*[[奥田靖雄]]・[[国分一太郎]]編『[[読み方教育の理論]]』([[国土社]],[[1963年]]。[[1964年]]より[[むぎ書房]],ISBN 9784838400638)
*「定着するか、小学校での多言語教育」[[東原昭彦]](週刊金曜日457号)