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== 性質 ==
ミュー粒子は、[[電気素量]]に等しい負の[[電荷]]と1/2の[[スピン角運動量|スピン]]を持つ。ミュー粒子の[[静止質量]]は105.6 [[MeV]]/C<SUP>2</SUP>([[電子]]の約206.7倍の重さ)、平均寿命は2.2×10<sup>-6</sup>秒で、ミュー粒子 ('''μ<SUP>-</SUP>''') は電子、[[ミューニュートリノ]]および[[反電子ニュートリノ]]に、その[[反粒子]]である[[反ミュー粒子]] ('''μ<SUP>+</SUP>''') は[[陽電子]]、[[反ミューニュートリノ]]および[[電子ニュートリノ]]に崩壊する。この崩壊過程は[[不安定核]]の[[ベータ崩壊]]と同じく[[弱い相互作用]]によるものであり、崩壊で放出される電子/陽電子は[[パリティの非保存]]によりもとのミュー粒子が持っていた[[スピン角運動量|スピン]]の向きに対して空間的に非対称な分布を持って放出される。同じレプトンとしてはこれよりさらに重い[[タウ粒子]](タウオン、τ)があり、電子と合わせてレプトンの[[世代 (素粒子)|三世代構造]]として知られている。
 
== 歴史 ==