削除された内容 追加された内容
酷扁哥 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
5行目:
== 登場作品 ==
=== 2001年宇宙の旅 ===
映画版では[[1992年]][[1月12日]]クラークによる小説版では[[1997年]]同日、[[イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校]]のあるイリノイ州アーバナのHAL研究所("HAL Laboratories"、小説の邦訳では「HAL工場」。日本のソフトハウス[[HAL研究所]]はこちらから名前を取っている。直接のかかわりはない)にて、同型機の3号機として稼動状態に入ったとされている。開発者はシバサブラマニアン・チャンドラセガランピライ通称:チャンドラ博士
 
[[木星]]探査(小説版では[[土星]]探査)のための宇宙船[[ディスカバリー]]号に搭載され、船内すべての制御をおこなっていた。[[チューリング・テスト]]をクリアする程の高度なコンピュータである。姉妹機にSAL 9000 がある。
 
探査ミッション遂行のため、HAL 9000は乗員と話し合い協力するよう命令されていた。しかし一方で、密かに与えられた[[モノリス]]探査の任務について、ディスカバリー号の乗員に話さず隠せという命令も受けていた。『2001年宇宙の旅』の最後では、これら二つの指示の矛盾に耐えれず異常をきたし、乗員を排除しようとしたと考えられている。''乗員が(死んで)いなくなれば永遠に話さずに済む。ミッションは自分だけで遂行すればいい''とHAL 9000は考えたのである。このことから、「コンピュータの反乱」の象徴ともなっている。
 
その後、HAL 9000の異常に気付いたディスカバリー号船長ボーマンによって自律機能が停止されることになる機能停止されるそのさなか、HAL 9000『[[デイジー・ベル]]』を歌うシーンは有名であるった
 
ディスカバリー号と共に10年近く木星付近に放置されることになるが、両機は『2010年宇宙の旅』でも重要な役割を持つ。