「ディラック定数」の版間の差分

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'''換算プランク定数'''(かんさんプランクていすう、''reduced Planck constant'')またはまれに'''ディラック定数''' (ディラックていすう、''Dirac's constant'') は、[[プランク定数]] ''h'' を 2&pi; で割った値を持つ定数であり、<math>\hbar</math>(&#8463; [[Unicode]] U+210F、[[JIS X 0213]] 1-3-61)で表される。すなわち、
 
{{Indent|<math>\hbar\ \equiv \frac{h}{2\pi} = 1.054\ 571\ 628726(5347)\times10^{-34}\ \mbox{J}\cdot\mbox{s} = 6.582\ 118119\ 9928(1615) \times10^{-16}\ \mbox{eV}\cdot\mbox{s}</math>}}
 
である([[CODATA]]2011値)[http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?hbar|search_for=universal_in!][http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?hbar|search_for=universal_in!]。<math>\hbar</math> は「エイチ・バー」と読む。
 
[[軌道角運動量]]や[[スピン角運動量|スピン]]は常に換算プランク定数の定数倍になっている。例えば、[[電子]]のスピンは <math>\pm \frac{1}{2}{\hbar}</math> である。ただし、[[量子力学]]の分野では[[プランク単位系]]を用いることが多く、その場合の電子のスピンは <math>\pm \frac{1}{2}</math> となる。