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[[Image:VHSC.jpg|thumb|right|300px|VHS-Cカセットの背面と前面]]
[[Image:VHSC_Carrier.jpg|thumb|right|300px|VHS-Cアダプター。この装置の中にVHS-Cカセットを入れることにより、通常のVHS機での再生が可能である]]
[[Image:Super-VHS-Compact001.JPG|thumb|right|300px|[[20072011年]][[10月]]現在、VHS-Cアダプターについては、 [[JVCケンウッド]]([[日本ビクター|Victorブランド]]製の、「C-P8」 (左)と、[[パナソニック]]製の「VW-TCA7」 (右)の2機種が発売されている。]]
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'''VHS-C'''は、[[VHS]]の小型テープで'''VHS-Compact''' ('''ビデオホームシステムコンパクト''') を略したもの。1982年に規格がまとめられた。
 
最初の製品は[[日本ビクター]](現・[[JVCケンウッド]])のポータブル[[ビデオテープレコーダ|ビデオデッキ]]「CityJack・HR-7100」で、当時ポータブルビデオの小型化でVHSの先を行く[[ベータマックス]]に対抗すべく開発された規格であったが、後に登場した[[8ミリビデオ]]への対抗として、[[ビデオカメラ]]に採用されるようになって脚光を浴びた。
 
カセットのサイズはVHSフルカセットのおよそ3分の1。当初の録画時間は20分だったが、後に40分まで延長され、3倍モードで2時間の録画が可能だった。
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[[1994年]][[10月]]には、高画質の[[3CCD]]を採用した[[S-VHS-C]][[ビデオカメラ]]「NV-X100」が松下電器産業から発売され高い評価を受けたものの、8ミリ陣営からもソニーが同時期に3CCDビデオカメラを出しており、8ミリ優位の趨勢を覆すには至らなかった。
 
[[1995年]]秋には[[DV]]規格が登場。その後、ビデオカメラの市場はDVに置き換わっていった。VHS-Cの[[カムコーダ]]については、日本ビクターJVCケンウッドとパナソニックが既に国内での販売を終了させている。ただし、テープとカセットアダプターについては、日本ビクターJVCケンウッドとパナソニックから引き続き国内向けに製造・販売されている。なお、海外では日本ビクターJVCケンウッドが、[[20072011年]]現在においても「JVC」ブランドでVHS-C規格のビデオカメラの販売を続けている。
 
==仕様==