「安藤健二」の版間の差分

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; 『封印作品の謎』[[太田出版]]、2004年
; 『封印作品の謎2』太田出版、2006年
: 安藤の名を知らしめるのに大きく貢献した著作。世の中に多く流通する作品で、[[再放送]]やパッケージ販売の際に、さまざまな理由により幾つかの回が抜けている作品(「[[ウルトラセブン#第12話の欠番について|ウルトラセブン12話]]」や[[怪奇大作戦]]の第24話『狂鬼人間』など)の裏事情に、徹底取材で迫った力作。第2弾では、[[キャンディ・キャンディ]]、[[ジャングル黒べえ]]、[[オバケのQ太郎]]、[[サンダーマスク]]といった、一定の年齢層以上なら誰もが知っているはずの作品さえ、再放送やビデオ発売が無い―いわゆる『'''[[封印作品]]'''』となっていること―についてのルポを行ない、まとめている。[[2007年]]には加筆と図版の追加を加え[[大和書房]]より文庫化された(2は『封印作品の闇』に改題)
; 『封印された『電車男』』太田出版、2005年
: 書籍にとどまらず、[[映画化]]・[[テレビドラマ]]化・果ては[[演劇|舞台]]化・[[漫画]]化という形で広く知られ、一種の[[社会現象]]ともなった「[[電車男]]」であるが、それが書籍という形で世に知られる際に収録された文章は、[[2ちゃんねる]]の中でやりとりされた[[ログ]]全体のうちの6.4%に過ぎなかった。
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: 様々な雑誌に掲載されたコラムをまとめたもので、「[[NEVADAちゃん]]の憂鬱」「[[ミッキーマウス]]のタブー」「[[タイタニック (客船)|タイタニック]]の日本人生還者」など12編を収録。
: 特に、[[佐世保小6女児同級生殺害事件|佐世保女児殺害事件]]の犯人がネット上で人気キャラクター化された件を扱った「[[NEVADAちゃん]]の憂鬱」と、タイタニック号の日本人生存者である[[細野正文]]が「近年、名誉回復がされた」という説を再検証した「タイタニックの日本人生還者」は、安藤としてはそれぞれ一冊の本にしたい意向があった。だが、前者は「地雷の上を裸足で歩くようなもの」、後者は「そんな(暗い)結論では本にはできない」と、いずれも出版社の了解が得られず、執筆を断念した。
: 2011年に大幅な加筆修正を加え、 [[河出書房]]より文庫化。「[[NEVADAちゃん]]の憂鬱」の章などが削除され、「涼宮ハルヒのモデルは角川春樹?」等の新章が加わっている。
;『封印作品の憂鬱』
: 2007年より『[[映画秘宝]]』で連載。''' [[洋泉社]]、2008年'''