「単複線」の版間の差分

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'''単複線'''(たんふくせん)とは、[[単線]]分よりやや広い用地に[[複線]]の線路を重なるようにしてはめ込んだものである。'''ガントレット''' (gantlet) ともいい、'''狭窄線'''・'''搾線'''と呼ぶこともある。複線区間であるが、両線路の片方が互いに跨るので、すれ違いはできない。
 
複線分の用地が確保できない場合に用いられ、[[分岐器]]を用いる方法より切り替えの手間がないなどの理由から[[ヨーロッパ]]の[[路面電車]]([[トラム (アムステルダム)|アムステルダム]]、[[リスボン]]、[[プラハ]]など)で見られる。
 
[[日本]]においては[[玉川電気鉄道]]の[[二子橋]]でも一時用いられていたが、[[名鉄瀬戸線]][[本町駅 (愛知県)|本町駅]]構内で、本町橋を潜る箇所に使用されていたものが特に有名であった。[[1976年]][[2月15日]]に瀬戸線の該当区間が廃止され、現在の日本の鉄道に単複線は存在しない。