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皇太后宮大夫(明治 - 日本国憲法施行前)追加
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'''皇太后宮職'''(こうたいごうぐうしょく、こうたいごうぐうしき)は、日本の[[宮内庁]]にある[[皇太后]]の[[家政機関]]。[[皇后]]が、[[天皇]][[崩御]]を経て、皇太后の位につくことで、その后が崩御するまで間においてのみ設置される。長は皇太后宮[[大夫]]。
 
== 概要 ==
上代においても設置例があり、[[聖武天皇]]の退位により[[皇太后]]の位についた[[光明皇后]]のために初めて専属の職として置かれたものが最初である。[[古代]][[中世]]では[[中宮職]]と同じくほぼ一貫して[[中務省]]に属した。
 
尚、光明皇后の皇太后宮職は[[紫微中台]]と改称し、政治的な影響力をもった。このことはきわめて例外的でありこの例を除き皇太后宮職が政治的な機関としての役割をもった事例はない。
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== 皇太后宮大夫(日本国憲法施行後) ==
* {{和暦/sandbox|1949}}[[5月31日]]まで、宮内府事務官、叙・一級
* {{和暦|1950}}5月31日まで、総理府事務官、叙・一級
* {{和暦|1950}}[[6月1日]]以降、人事院規則1-5の一部改正に伴い[[特別職]]となり、「皇太后宮大夫」そのものが官職となる(叙級なし)。
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!氏名!!在任期間!!備考
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== 関連項目 ==
* [[皇后宮職]]
* [[侍従]]
* [[卜部亮吾]]  皇太后宮侍従で「[[卜部亮吾侍従日記]]」を遺した
 
== 参考文献 ==
* [[秦郁彦]]編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』[[東京大学出版会]]、{{和暦/sandbox|2001}}
 
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[[Category:天皇制]]