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: 声 - [[野島健児 (声優)|野島健児]]
: 唯芳の知人。柔らかな物腰の男性で、小夜からは「文人さん」と呼ばれている。浮島神社の近くで町唯一のカフェ「ギモーブ」を開いている。また更衣家の食事の世話もしており、差し入れや小夜の朝食やお弁当など、事実上小夜が飲食する物すべてを管理している。カフェの店名は[[マシュマロ]]の一種である菓子の名前に由来し、この菓子は小夜の好物として店のメニューにも出されている。しかし単なる「父の友人」の域を超えた小夜への執着をかいま見せることもある。
: 実は「茶番劇」を仕掛けた黒幕で、自分の関心や目的のためなら人命を玩具のように扱う事も厭わないような異常な価値観の持ち主。多数の私兵を従えるなど大きな財力と権力を持ち、政府が存在を隠していた〈古きもの〉の存在も知っていた。事前に小夜から抜き取った血を用いることで、自分の管轄下にある〈古きもの〉を使役することもでき、それを使い「エキストラ」の人間達を定期的に虐殺しており、唯芳にはそのタイミングを事前に教えていた。小夜を捕らえた際、餌場として町を作り上げ、市民として自分が選んだキャストやエキストラを住まわせた。小夜に出していた食事も、小夜の記憶を操る薬物や、〈古きもの〉から採取した血を用いて作ったものである。
: 筒鳥の裏切りによって小夜が自分を取り戻した際に、彼もまた本性を現す。優しく慇懃無礼な態度はそのままに、裏切ったメインキャストやその他のエキストラを〈古きもの〉を使って平然と虐殺し、目の前で繰り広げられる残酷な光景に対しても平然と笑みを浮かべてみせた。全てを隠滅して町から引き上げる際、後を追ってきた小夜を銃で返り討ちにし、「君が人間を殺せるようになったら……」と言葉を残して行方をくらませた。
; 更衣 唯芳(きさらぎ ただよし)
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: 小夜のクラスメイトで双子の姉妹。外見が瓜二つで見分けが付かないが、三つ編みの髪を向って右分けにしているのがねねで、左分けにしているのがのの。村に娯楽がほとんどないため、いつも何か面白いことを探し求めている。人懐っこい性格をしており、二人一緒に感情を表すことが多い。
: 学校で筒鳥が持ちかけた怪談に興味を示したために、〈古きもの〉に襲われることになる。最初にねねが浮島神社に現れた〈古きもの〉の手に、次にののが白昼の街中に現れた〈古きもの〉の手により、それぞれ小夜の目の前で別々に無残な最期を遂げる。
: しかしこの死は偽装であり、後に筒鳥の裏切り加担する形で小夜の前に姿を現す。この際には、三つ編みの髪の位置と自分が使っていた偽名が逆になっていた。茶番劇の中で見せた性格は全て偽りであり、本来の性格は凶暴かつ攻撃的で血の気が多く、凄惨な暴行を他人に行っていた経験をもほのめかし悪事も「バレなければいい」としか思っていない。また、犯罪に手を染めた経歴もかなり多いようで、それらが明るみに出ると就職どころか日常生活にも支障を来すほどのレベルらしい。今後の就職活動を円滑に進めるためにかつての犯歴を帳消しにする条件で茶番劇へと参加した。芝居に飽きて元の生活に戻ろうと筒鳥に協力し、文人が現れると一転して彼に媚を売り出したが、「演じられない役者には舞台を降りてもらう」という文人により、ねねは捕らわれて全身を地面に何度も強く叩き付けられ、ののは両足をつかまれて股裂きにされるという方法で〈古きもの〉に惨殺された後にそれぞれ喰われる形で粛正された。その際、逃げようとしているときにののはねねを転ばせて自分だけ助かろうとしており、姉妹間の感情も至って薄情なものであった。
; 鞘総 逸樹(ともふさ いつき)
: 声 - [[阿部敦]]