「アメリカ国立公文書記録管理局」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Kkoyasu (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
90行目:
=== 本館(アーカイブス・ワン) ===
[[ファイル:ArchivesRotunda.jpg|right|thumb|[[アメリカ独立宣言|独立宣言]]、[[アメリカ合衆国憲法|合衆国憲法]]、[[権利章典 (アメリカ)|権利章典]]のオリジナル文書展示 (自由憲章ロタンダ)]]
[[1935年]]開館のNARAの建物は、[[ワシントンD.C.]]のコンスティテューション通りの[[ナショナル・モール]]の北側にある。[[メリーランド州]]に新館が出来て以来、「アーカイブス I (ワン)」、「アーカイブス・ダウンタウン」などと呼ばれている。展示目的と資料閲覧目的で入り口が分かれている。展示ホールの中心部は自由憲章ロタンダ (the Rotunda for the Charters of Freedom) と言い、[[アメリカ独立宣言]]、[[アメリカ合衆国憲法]]、[[権利章典 (アメリカ)|権利章典]]という三つの建国正式文書のオリジナルが一般公開されている。特殊ガラスを使っているが[[エレクトロニックフラッシュ|フラッシュ]]撮影は禁止されている。通常、行列はなく訪問者は自由に展示を見て回ることができるが、館内における写真撮影は禁止されている。他にも[[ルイジアナ買収]]書類、[[奴隷解放宣言]]書、歴史的価値のある写真や古器物などが展示されている。
 
本館では、家系図作成者が利用する移民・帰化・国勢調査に関する資料、[[アメリカ州の先住民族|先住民族]]の記録、[[独立戦争]]から[[米比戦争]]までの軍事資料、[[アメリカ連合国]]や[[奴隷解放運動]]の記録、[[司法]]や[[議会]]関連の書類、[[年金]]や[[不動産]]記録などを中心に保管している。
166行目:
[[1973年]][[7月12日]]に[[ミズーリ州]][[セントルイス]]にある分館「国立人事記録センター」で起こった火災はNARAに大変なダメージを与えた。軍人の記録を受け持つこのセンターでは1600万から1800万の公式軍人にかかわる書類を火災で失ってしまった。
被害にった記録は次のようなものである。
* [[1912年]][[11月1日]]から[[1960年]][[1月1日]]までに[[除隊]]した[[アメリカ陸軍]]の軍人の記録の80%
* [[1947年]][[9月25日]]から[[1964年]][[1月1日]]までに除隊した[[アメリカ空軍]]のうちアルファベット順でHubbard, James E.以降に名前が来る軍人の記録の75%